映画「亜人 第2部 -衝突-」(桜井画門)の感想

★★★
伯爵レグホン大佐 2016/05/22(Sun) 14:24

あらすじ

エリート高校生の永井圭は、考え事をしながら横断歩道を赤信号で渡り、交通事故に遭う。事故に遭った永井圭は、自分が「決して亡くならない」と言われている「亜人」という存在であったことを知る。なんやかんやで永井圭は政府に捕まり、亡くならない存在であるため体に良くないことをされるが、同じ亜人の佐藤に助けられる。けれども佐藤は自分に危害を加えない人間にも悪さをするため、無害な人間に悪さをすべきではないと考える永井圭は、佐藤と対立する。

感想

この映画はテレビアニメ版の亜人とほとんど内容が同じである。アニメにはないシーンもあったりするが、テレビ版のシーンのほうが多い。私はアニメ版は全話見たので、なんというか週刊誌で読んでいるマンガを、コミックスを買って一気に読んだという感じに近かった。

かといってテレビで観たから劇場版は面白くないというわけでもない。家で観るより劇場版のほうが画面が大きいし、音も大きいので迫力があって良いと思う。銃の発砲音は劇場版では音が大きくて迫力があったし、ビルの倒壊シーンもテレビ版と比べて迫力がある。ただ、ストーリーはテレビ版と同じなので、それについてはあまり楽しめない。追加といえばテレビ版では永井圭に置き去りにされたカイが、その後どうしていたかがマンガ版にならい追加されている。後はテレビ版の続きが若干あるくらいだった。

テレビ版の最終回では、マンガ版通りのストーリーになるとは思えなかったが、結局マンガ版の通りにストーリーが進むようで少し驚いた。

劇場版は少々、ストーリーが駆け足過ぎていて、テレビ版のほうが各シーンをじっくり流していた印象がある。どちらかといえばテレビ版のほうが面白かった。

おわり。

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