「氷菓」(米澤穂信)の感想
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伯爵レグホン大佐 2013/06/01(Sat) 23:31
伯爵レグホン大佐 2013/06/01(Sat) 23:31
内容
無駄なことを嫌う青年と、無駄なことが気になる少女のミステリー小説。
感想
テレビアニメ版を3回くらい見たので、興味を持って読んでみた。アニメを見ていなければまず買わないであろう作品の1つ。アニメを見ていない人が読んで面白いかどうかはわからない。
ミステリー小説というのは、タネが分かると面白味がなくなるのでつらい。初めて読むときは続きが気になって面白いが、2回目になると結末を知っているのであんまり面白くない。そういう時は視点を変えて読むと良い、と言う人もいる。しかし、それをする人はその作品を気に入っている人か、その作品が好きだという人に限られると思う。
ところでこの小説のタイトルは「氷菓」という。氷菓とはアイスキャンデーやアイスクリームのことらしい。私はアイスキャンデーと聞くとアイスキャンデー売りの女性のことを思い出す。
アイスキャンデー売りの女性は戦争で子供を亡くした。その子供に向けて公園の地面にアイスキャンデーを置くのである。この小説は私の中ではアイスキャンデー売りの女性を思い出させてくれる作品となっている。
まあ小説を読むよりテレビアニメ版を見れば良いと思う。それで気になったら小説を読むと良いと思う。ただし、本の表紙にはアニメキャラが描かれており、レジに持って行くには勇気が必要。そんな人のためにキャラが描かれてない旧版のものも店頭で売っている。なかなか気が利いている作品だと私は思う。
ただし、ラストの結末は、私のように英単語テストで1点を取る人には分かりづらい。そのため「我こそは英単語3000を極めし者なり!」という人におすすめ。3000あれば分かると思う。残念ながら私には1000程度しかないが。
名言
- 「どうしてだと思います、折木さん」
どうしてかなんて知らんよ。と言いたくなるセリフ。
- 「さあ、折木さんも!」
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