「あつまれ!パワプロクンのDS甲子園」の感想
感想
対応機種 | ニンテンドーDS |
---|---|
ジャンル | 野球育成 |
発売元 | コナミ |
発売日 | 2006年8月3日 |
2014年3月下旬に近所のブックオフで「あつまれ!パワプロクンのDS甲子園」を買ったので、その感想を書こうと思う。あつまれ!パワプロクンのDS甲子園はパワポケ甲子園の続編である。サクセスはWi-Fi選手権モード、監督モード、キャプテンモードの3つある。ただし、私は現時点ではキャプテンモードで投手を一人作っただけなので、ここにはキャプテンモードのことしか書けない。
キャプテンモードは前作と同じく、サクセスの始めに自分が所属する高校を1つ選ぶ。各高校には予算、指導力、人望の項目が設けられており、それぞれの項目にはAからEまでのランクが付いている。各項目の効果は次のとおり。
- 予算……練習時にもらえる経験値や練習試合の数が多くなる。
- 指導力……野球センスやマジメ、試合で活躍したときの経験値が増えやすい。 野球センスの高い選手は能力が上がりやすい。 マジメは0になると退学でゲームオーバーになる。
- 人望……スカウトや新入生入部のときに有利になる。
強い選手を作るためには予算と指導力が重要だと思う。人望はたぶんいらないと思う。スカウトする暇があったら練習をした方が良いし、新入生もいらないと思う。初めからいる野球部員を使えば良いと思う。しかし、これは私がこのゲームを始めたばかりの頃に持った印象に過ぎない。実際のところどうすれば良いのかは何度もゲームをプレイして、いろいろ試してみないと分からない。
よくとぶバット | パワーが上がりやすい。 |
ナイスなグラブ | 守備力、コントロール |
しあわせのボール | 肩力、最高球速 |
グッドなスパイク (名前が変わった) | 走力、スタミナMax |
赤リストバンド | ミート、変化球 |
選手の初期能力はたぶんランダムに決まる。パワポケと違って能力を上げるコマンドがなく、練習をすると自動的に能力がアップする。投手でも野手の能力を上げられるし、イベントで野手の特殊能力が身に付いたり、投手なのに野手のサブポジションを身に付けられたりする。書き忘れたが、変化球だけは能力を上げるコマンドでレベルアップさせたり他方向の変化球を追加したりすることが可能で、同一方向の変化球を2つ身に付けさせることもできるなど大変自由度が高いと思う。内角○、内角×、外角○、外角×、力配分、ムービングファスト、ツーシーム、シュート回転などパワポケにはない特殊能力もある。ほかには装備アイテムの名前と効果が少し変わっていた。
次に初見プレイでどのくらいの投手が作れたかを書こうと思う。結論から言うと球速149km/h、スタコンB、3方向総変15、ミートB6、パワーC96の投手が作れた。実は初見プレイの割には何度かリセットして春夏連覇している。ただし、これはサクセス中の選手の能力で、実際にゲームに登録されていてパスワードを出力できたりする選手の能力ではない。というのも今回のサクセスには世間評価というものがあり、それが高ければ高いほどパワーアップした状態でゲームに登録される仕組みになっているためである。世間評価60以上でゲームクリアだが、ゲーム終了時に世間評価が100のときはサクセス中の投手の能力に球速+5、スタミナ+41、コントロール+31された選手が登録される。変化球は2方向に+2される。つまりカーブ5、フォーク5、スライダー5を身に付けている投手はカーブ、フォーク、スライダーのうち、どれか2つがレベル7になって登録される。要は初見プレイでも監督評価次第ではオールAが作れるということである。ミートとパワーは試合でヒットを連発していたら勝手に上がっていった。試合の操作方法は全員操作、ロックオンありで進めた。
ハイボールヒッター | 神社でA「素振りをする」(野手限定) |
ケガ○ | 神社でB「ストレッチをする」 |
固め打ち | バッティングセンターで身に付く |
走塁○ | 河原でA「ランニングする」 |
強い選手を作りたいときは1人で練習をした方が良い。その方がたくさんポイントが手に入る。仲間からの誘いは全部受けて河原でC「昼間する」を選んだ。練習をサボりたい人には練習をサボらせた。オートセーブ機能はないので、リセットを多用するなら、こまめなセーブが必要で、セーブはタイムをかければ試合中でも可能だった。試合は強振打ちよりもミート打ちの方がヒットになりやすい。守備のときはど真ん中にスローボールを投げると相手がフライを打つのでアウトを取れることが多い。試合は甲子園本選以外は10点差でコールド。試合後に能力アップ&特殊能力が身に付くことがある。書き忘れたが本作には回復コマンドも無い。回復は河原に出かけてC「昼間する」を選択したりすることで行う。
それで肝心のサクセスの内容だが、なんとなく前作よりはパワポケらしさが増えていると思った。まだ調べていないのでよく分からないが、彼女から超特殊能力を身に付けられたりもするらしい。アルバムのコーナーもある。ただ、パワポケと比べるとイベントが少なめで、あっさりした内容という特徴は前作のままだった。個人的にはイベントの量はこれくらいがちょうど良いのではないかと思う。作れる選手の自由度が高いところも含めてすごく良いと思うが、サクセス1回にかかる時間がとても長い。朝からゲームを始めて終わったのが夕方だった。並行して別のことも2、3やっていたのでゲームだけをやっていたわけではないが、時間がかかりすぎると思う。1日1コマンドで1年間。試合も長い。途中からではなくて1回から試合が始まることも何度かある。サクセスは1時間くらいで終わるようにして欲しかった。
また、試合はソフトが故障しているのではないかと思うようなところがある。たとえば攻撃が終わって表と裏が変わるときや試合が終わったときに画面が切り替わらなくて止まってしまうことがある。しかし、音楽は鳴っているのでフリーズしているわけではなくて、しばらく放っておけば再び動き出す。実況も途中で止まったり、止まっていると思っていたら急に始まったりすることがある。あとこれは故障とかではないと思うが、オート守備の外野の動き方が何かおかしい。守備が下手くそだと思う。内野はよくエラーを起こすし、投手はぶつかりに行けばデッドボールになる球をよく投げる。高校生はプロと比べると野球が下手であることを表現しているのかもしれない。
ほかには、本作に前作以前のパワポケのパスワードを入力したときは、パス入力後に名前を付け直すことができる。古い作品の変な名前の選手を格好良い名前の選手に変えて新作のパワポケに送りたい人には便利な機能だと思った。
最後に書いておくが買ったのは中古だし、内容が内容なので、前の持ち主のことがなんとなく分かるところがおもしろくて良かったと思う。ネットで検索してみると登録されている選手の名前と在籍学校名が一致していた。
一部のゲームソフトに限らず、PSPのメモリーカードなども中古を買うと名前が出てくることが多い。データがそのまま残っていることがほとんどだが、仮に前の持ち主がデータを消去したつもりになっていても、復元ソフトを使えば簡単に復元できるので注意したほうが良いと思う。
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