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【法務省は部落差別をしている?】
令和最新版【土地家屋調査士試験】の概要
部落民は暴力団に入るしかない社会を法務省が作った】

試験概要・受験申請書

土地家屋調査士試験の内容は、筆記試験(午前の部、午後の部)と口述試験です。前者の筆記試験は①午前の部(内容は択一式と記述式)、②午後の部(内容は択一式と記述式)の2つに分かれ、1日がかりで①と②の両方を受けます。口述試験を受けられるのは筆記試験の合格者のみです。

試験日程(2023年度試験の例。年により多少ずれます
7月初旬~受験申請書を配布
7月末頃~(12日間)受験申請書を提出
10月第3日曜日筆記試験(午前の部、午後の部)
11月第4金曜日択一式の合格基準点を発表
(同日、筆記試験の問題を公表)
1月第2水曜日筆記試験の合格者を発表
(同日、記述式の合格基準点を発表)
同日、答案用紙の開示請求が可能になる
1月第4木曜日口述試験(木曜日に実施)
2月第3金曜日最終合格者発表

詳しくは法務省の受験案内を参照のこと。筆記試験の受験会場は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、高松、広島、福岡、那覇の9か所です。口述試験は那覇の受験会場がなくなり8会場になります。

合格率は令和元年(2019年)度試験の時点で出願者比7%台、受験者比9%台ですが、受験会場ごとの出願者比合格率に推定最大3.6倍くらいの差があり、この9%という合格率には額面通りには受け取れないような面があります(近年は比較的なだらかになってきていますが、以前は結構差がありました)。どの受験会場でも9%前後の合格者が出ているわけではなく、高いところは高ければ15%くらい合格者がいるかと思えば低いところは低いときは5%くらいしか合格者がいません。合格者が出やすいのは名古屋、高松、2011年度以降の仙台です。「名古屋、高松は人口の割には合格者が多く、札幌、広島は人口の割には合格者が少ない。2011年度以降は仙台の合格者が急増している」「札幌、広島は合格率が低いのに合格者の受験番号が連続・近接しやすい」「広島の合格者の事務所所在地は10年前からきれいに分散し始めた」「北海道の道東から道央にかけて合格者の事務所所在地が一直線に並ぶ」「札幌・広島は新規受験生が合格しやすい」などの受験会場ごとに異なった特徴があります。

また、過去の合格者が行った答案用紙の開示請求の成果により、何か間違えたところがあっても減点が入らない方がいる(四国の方でした。加点が多すぎるため採点ミスでもない)ことが分かっています。予備校各社がどんなに採点基準を分析しても、野良の方が5ちゃんねるの掲示板で「自分はこうだったよ」と、開示請求した答案用紙を点数表と合わせて公開してしまえば大幅加点されている答案用紙が見つかる(間違えた箇所×(-0.5点)になっていない。要は何か間違えたところがあっても減点が入っていない)というのが実情です。なお、登録者の事務所所在地の特徴により、一部の例外を除き、同じ町に登録者は1名しかいないケースがほとんどであることが分かってきています。

年により多少ずれるとはどういうことか

試験日程は年により多少ずれます。令和元年(2019年)~4年(2022年)度試験のずれ方は次の通りです。

令和元年~4年(2019~2022年)度試験のずれ方
R元(2019)R2(2020)R3(2021)R4(2022)
筆記試験日10月・第3日曜日
択一足きり点発表 &
筆記試験問題公表日
11月・第3木曜日11月・第4金曜日
筆記試験合格発表 &
開示請求開始日
1月・第2水曜日1月・第1水曜日1月・第2水曜日
口述試験日1月・第4木曜日1月・第3木曜日1月・第4木曜日
最終合格者発表日2月・第2金曜日2月・第3金曜日

このように多少ずれています。曜日が変わることもあります。R3以降は同じ試験日程で試験が実施されているため、もしかすると試験日程はこれで固定されるのかもしれません。

受験申請書の受付期間は12日間

土地家屋調査士試験は受験申請書の受付期間がとても短いです。7月の最後の月曜日~8月の最初の金曜日までの12日間しかありません。

受験申請書を法務局に持参する場合の注意点

受験申請書を法務局(地方法務局を除く。以下同じ)に持参する場合は、その法務局の中で直接受験票に受験番号のハンコを押されて、そのまま受験票が直接受験生に返却されます。そのため、受験申請書を法務局に持参する場合は、受験票の裏面に切手を貼ったり、住所を書いたりする必要がありません。受験票はその場で直接受験生に返却されるため郵送されません。

受験申請書を郵送する場合の注意点

書留は「かきめ」と読みます。「かきめ」ではありません(濁点が付きません)。

あと5回で終了

978 :名無し検定1級さん :2020/10/28(水) 05:58:40.60 ID:Y08ztB5I0.net
調査士法2条で「実務に精通し」なんて、無視な本試験。
変更証明はしょうがないとしても、建物離れに法的根拠とか無いなら、実務上の扱いもOKとすべきだね。
いずれにしても、あと5回で終了なんだから。

979 :名無し検定1級さん:2020/10/28(水) 09:13:44.95 ID:zn+sgBaDS
>>978
何があと5回なんですか??

980 :名無し検定1級さん :2020/10/28(水) 06:50:43.51 ID:31HmqKue0.net
>>978
あと5回ってどういう意味なの?

https://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/lic/1603167402/978-980

部落民は暴力団に入ってヤクザになるしかない社会を作っておきながら暴力団の弾圧という形(大っぴらに部落差別ができないため、部落民を暴力団に押し込み、その暴力団を弾圧するという形)で今なお部落差別を継続している法務省は、被差別部落民を試験に合格させるくらいなら試験自体をやめる? 実際のところ何があと5回なのかは私には分かりませんが、もし何かが起こるとしたら、そのことは事前に漏れているケースが結構多いと思います。以下2つは実際に情報が漏れていた例です。

2023年(R5年)度以降、写真のサイズ・撮影時期の制限が変更

私は土地家屋調査士試験の受験申請書に貼る写真のサイズ・撮影時期の制限が変更されることを、これらが実際に変更される年の2年以上前からすでに知っていました。「2021.05.28 | 写真サイズの統一 | 衆議院議員 河野太郎公式サイト」を見ていたためです。これまで写真のサイズは「5cm×5cm」で撮影時期は「申請前3か月以内に撮影したもの」とされていましたが、2023年度以降は「縦4.5cm、横3.5cm(パスポートサイズ)」で「申請前6か月以内に撮影したもの」に変更されました。

2018年(H30年)度以降、試験月が8月から10月に変更

470 :名無し検定1級さん:2017/07/03(月) 10:08:15.63 ID:pa0if6jK.net
>>466
昨日法経の講師が言ってたよ
来年変わるから今年合格していたほうがいいって
https://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/lic/1496924143/470-471

試験月が10月になる年に「何月何日から受験申請書の配布が始まるか」も、予備校が毎月発刊している雑誌には実際に受験申請書の配布が始まるずいぶん前からすでに掲載されていました。

以上のように実は情報は結構漏れているケースが多いです。私は土地家屋調査士試験の試験問題の漏洩を疑っています。2024年(令和6年)度試験の択一式の高得点者が多すぎるためです(あと5回で終了のため、なりふり構わず試験問題を配布したのかも?)。歯科医師国家試験は試験問題の流出が「常識」とされていましたし公務員試験は公正に行われていませんし国政選挙も不正だらけで現金給付(税金1.2兆円の分配)は公務員限定で行われる方針が固められ(2024年11月27日)、東証職員や金融庁に出向した裁判官はインサイダー取引を行い(2024年発覚)、宮内庁の職員は天皇家の生活費3億2400万円中360万円を盗んでいます(2025年5月1日報道)。不正だらけのこの社会で土地家屋調査士試験だけが政誉清浄(せいよしょうじょう)であるはずがありません。

令和2年(2020年)度試験の出題傾向のみ2021年に新しく調べ直したところ、令和2年度試験では過去7年分の試験問題を解くだけでもそこそこ点が取れるようになっていることに加え、むしろ平成元年~平成24年度の過去問で勉強していると不利だと思うような肢さえある特定の被差別部落民の方にとって著しく不利な出題が繰り返されている。しかもその特定の被差別部落民の方は、過去に住居侵入の被害を受けており、どういう書籍を使って試験勉強をしているかをもっと昔の住居侵入により調べられていた可能性がある)という変化が起きていたことも判明しています。

包丁の置き配

2021年ごろから年間10~20個くらいの他人の荷物が駐車場に置き配されるようになっています(詳しくはリンク先のページの「2024年」のところを参照のこと)。荷物の中身は包丁やライフル関係の商品です。

筆記試験(午の部)

免除について

午前の部は「測量士、測量士補、一級建築士、二級建築士」のうち、どれか1つ以上の資格を持っていると申請により免除されます。この中では測量士補が一番簡単かつ午前の部よりも易しいため、午前の部は測量士補試験に合格して免除を受けるのが一般的です。

土地家屋調査士試験の講座を販売している資格の学校各社も午前の部に関しては測量士補試験に合格して免除を受けることを勧めており、書店に行ってもそれ専用のテキストや過去問は販売されていません。どうしても勉強したいなら通販で午前の部に関する書籍を用意するしかありません。

土地家屋調査士試験の受験生が取得済みの資格

「日本土地家屋調査士会連合会」が実施した平成26年(2014年)度 土地家屋調査士試験の受験者向けアンケート調査によると回答数192名中128名(66.66%)は測量士補の資格を持っていたそうです。

受験生が取得済みの資格
取得者数/回答者数割合
測量士49/19225.52%
測量士補128/19266.66%
一級建築士8/1924.16%
二級建築士10/1925.20%
司法書士9/1924.68%
行政書士19/1929.89%
不動産鑑定士0/1920%
宅地建物取引主任者63/19232.81%
その他26/19213.54%
なし0/1920%
未回答3/1921.56%

午前の部の受験者数は平成28年(2016年)度~平成30年(2018年)度は毎年130~150人程度いました。土地家屋調査士試験全体の受験者数は例年4,500人程度おり、土地家屋調査士試験を午前の部から受験している方は少ないです(130~150/4,500人=3%程度です)。

筆記試験(午の部)

試験概要

択一式50点、記述式50点の合計100点満点です。

択一式は全20問出題されます。民法3問、不動産登記法16問、土地家屋調査士法1問です。択一式は1問2.5点です。20問×2.5点=50点満点です。

記述式は土地の問題と建物の問題が各1問ずつ出題されます。各問の中には小問が複数あり、内容は①座標値の計算、②穴埋め又は短文記述、③申請書の作成、④作図の4つです。おおむね土地は小問4個、建物は座標値の計算がないため小問3個です(建物はまれに穴埋め又は短文記述の問題が2問出て、建物でも小問4個になることがあります)。小問の数は増加傾向にあり、2022・23年度試験では穴埋め又は短文記述の問題が1問増え、土地で小問5個、建物で小問4個が出題されています。

具体的には次のような流れになります。試験時間は2時間30分(150分)です。非常にタイトな試験です。制限時間内にすべての問題を解き切ることが困難です。

  • 択一式(?分)
  • 土地・座標値の計算(?分)
  • 土地・穴埋め又は短文記述(?分)
  • 土地・地積の計算(?分)
  • 土地・申請書の作成(?分)
  • 土地・地積測量図の作成(?分)
  • 土地・辺長の計算(?分)
  • 建物・穴埋め又は短文記述(?分)
  • 建物・申請書の作成(?分)
  • 建物・各階平面図の作成(?分)
  • 建物・床面積の計算(?分)
  • 建物・建物図面の作成(?分)
  • 見直し(?分)

択一式

問題文を半分しか読まずに9割以上取れという試験です。

他の法律関係の資格試験、たとえば社労士試験や宅建試験等と同じような感覚で問題を解いていると、土地家屋調査士試験の択一式はそれを全部解くのに1時間弱はかかりますが、土地家屋調査士試験は後に控える記述式の問題を解くためにもさらに膨大な時間がかかるため、択一式の問題は20分くらいで全問解くのが理想です(理想です。実際のところは違います)。

もしあなたが社労士試験の合格者なら、社労士試験の択一式の出題数(70問)が制限時間はそのままで約240~300問になったのと同じくらいのスピードで問題を解かないといけないと考えてください(※)。試験時間が足りないため、組み合わせ問題が多いことを利用して、各問につき肢を2、3個しか読まずに解答するという方もいるくらいです。

※ 仮に社労士試験の択一式(制限時間3時間30分)を全部解くのに3時間かかるとすると、3時間:70問=3時間30分:X、X=81.666……問。これを3分の1の時間で解くのでこの問題数を3倍にすると約240問になります。もし解くのに2時間半しかかからないなら約300問です。

しかし、このような危なげな解き方をする一方で、択一式よりも記述式のほうが高得点は難しいため、合格に必要な択一式の得点率はかなり高く、記述式が合格最低点でも合格できる「得点率9割以上」が択一式の合格安全圏とされています。例年、択一式で8割~満点を取った受験生の約半分~4分の3は記述式のほうで点が取れなくて試験に落ちています。択一式で9割以上の点数を取った上で、記述式のほうでもしっかり得点しないと合格はできません。

択一式は、仮に約30年分の分厚い過去問題集を本試験に持ち込んで、時間無制限で問題を解いたとしても得点率は6、7割くらいがやっとなので、9割取るためには別途、ほかの物での補強が必要です。加えて短時間で問題を解けるかどうか、それ以前に過去問や六法等の内容を試験に持ち込めているのと同じくらいの精度で身につけられているかどうかですね。

令和2年(2020年)度試験の出題傾向のみ2021年に新しく調べました。私が受験を始めたころは択一式が突然難しくなり約4割が新出の肢で約30年分の択一式・記述式の過去問を解いていても高得点は難しかったと思いますが、令和2年度試験では過去7年分の試験問題を解くだけでもそこそこ点が取れるようになっていることに加え、むしろ平成元年~平成24年度の過去問で勉強していると不利だと思うような肢さえある特定の被差別部落民の方にとって著しく不利な試験問題を出し続けている。しかもその特定の被差別部落民の方は、過去に住居侵入の被害を受けており、どういう書籍を使って試験勉強をしているかをもっと昔の住居侵入により調べられていた可能性がある)という変化が起きています。

1肢にかけられる秒数

択一式の肢を全部読んで解答する場合、1肢に何秒かけられるかを計算してみました。

1肢にかけられる秒数
試験時間問題数1肢の
秒数
合格得点率
土地家屋調査士20分20問(100肢)12秒9割前後(例年)
1時間36秒
宅地建物取引士2時間50問(200肢)36秒74.0%(H30)
70.0%(H29)
70.0%(H28)
社会保険労務士3時間30分70問(350肢)36秒64.2%(H30)
64.2%(H29)
60.0%(H28)

なお「20分」の1個下の1時間の行はおまけです。宅建試験や社労士試験と同じく1肢36秒なら1時間が目安だよねっていう。しかし、実際のところ、宅建試験も社労士試験も1肢解くのに36秒も時間はかからず、普通に問題を解いていれば試験問題を全部解き終わってもまだ2、30分くらいは試験時間が余りますので、普通に問題を解いていたら本当に1時間弱かかる土地家屋調査士試験の択一式は、1肢36秒では時間が足りないのですが。

記述式

土地と建物の各問につき、10ページ弱の問題文を読み、穴埋めや短文記述式の問題に解答し、登記申請書とそれに添付する図面を作成します。土地の図面には位置が未判明の頂点が複数あるため、主に数学Ⅰの三角関数、数学Ⅱの直線の方程式や内分点の計算、数学Ⅲの複素数平面などを使って、そのX・Y座標を求めます。

記述式はあらかじめ解答を知っていたり、答案用紙の横に模範解答を置いて、それを書き写したりしているのと同じくらいの実力がないと、最後まで解き切り、かつ確実に高得点を取ることが困難な試験です。宝くじで一等を当てたと思って銀行に行ったら「お前には一等をあげません」と言われて逮捕された方に対して「まあまあ、また来年一等当てればいいじゃん」は通用しません。多くの人にとってたった一度のチャンスを逃せばもう二度と合格できないような試験です。

解答速報のために受験生と同じように制限時間やプレッシャーがある中で試験問題を解けば予備校の講師ですら申請書がまともに書けないこともあるくらいです。あの映像で一気に親近感が湧いて利用者が大幅に増えて、大躍進間違いなしの予備校ですね。解答が少々不確かでも、誰でも見られるYouTubeで早く情報を流してくれるという価値のほうがずっと大きいと思います。


計算

例年2、3問出題。中高の定期試験で言うところの図形問題に当たります。何かに気がついたり、何かとっぴなことを思いついたりしないと解けません。しかし、考える時間はないため、問題を見て瞬時に解き方を思いつかなければなりません。計算問題は、試験時間2時間30分のうちのどこかで解けばよいのではなく、択一式を解き終わり記述式の土地の問題文を読み終わった後の1、2分間で解き方を思いつかなければ、もう先に進まないと他の部分で点数を稼ぐためにその後の問題を解く時間が足りなくなるため、解く時間だけではなく解くタイミングも制限されています。あらかじめ答えを知っていないと解答が困難です。測量士補試験と違って電卓を持ち込めます。関数電卓を使います。

論述(現・穴埋め又は短文記述)

出題された事例をふまえた上で、不動産登記法や民法に関する問題に対して、その結果と理由を答えます。知識を事例に当てはめて、きちんと回答する能力が必要です(助け舟のない口述試験のようなものだと思います。これは論述の問題に限ったことではなく、土地家屋調査士試験の午後の部の記述式の問題文や試験監督員の言葉にはあやふやな部分がよくあり、問題への解答や試験監督員の指示に従うことが困難なことがあります。例:試験後に答案用紙は通路側に置いてくださいと言われるが、机の左右はどちらも通路であり、左右のどちらに答案用紙を寄せれば良いかが分からない。試験監督員は試験前に毎年問題用紙の表紙に掲載された注意事項(たったの1ページ。しかも毎年内容がほぼ同じ)を読み上げて受験生に受験番号や氏名等を記入させるために30分近くも時間を使う。土地家屋調査士試験の受験生は10ページ弱の(しかも毎年内容が違う)問題文を読むことに300分も時間はかけられない)。知識があやふやな方にとっては択一式で出題されれば分かるけれど文章では書けないという、読めるけれど書けない漢字のような難しさがあります。

申請書

出題された事例をふまえた上で登記申請書を作成します。申請書は記述式の勉強の中では書けるようになるまでに一番時間がかかるところだと思います。しかし、時間をかけて申請書が書けるようになっても試験問題は解けません。土地家屋調査士試験の午後の部の記述式の問題は、土地家屋調査士の法務太郎が依頼者から相談を受け、事情を聴取したことになっていますが、実はこれは嘘だと思います。なぜなら法務太郎は依頼者とよく相談せず、何の登記をするかさえ事前に確認を取っていないためです(昔は確認を取っていた)。私はたぶん法務太郎は依頼者に会っていないと思います。法務太郎は誰か別の方からの又聞きで聴取記録の概要を作成し、それをさらに、これまた依頼者に会ったこともない土地家屋調査士試験の受験生に渡しています。土地家屋調査士試験の申請書を書く難しさは依頼者とよく相談しなかった方からの又聞きの又聞きで登記を行うところにあります。

作図

地積測量図、建物図面、各階平面図の3種類です。まれに土地所在図を付け足すこともあります。三角定規を使って、目には見えない0.1ミリ単位を気にしながら4、5個くらいの図面を引き(市販の三角定規には1ミリ単位の目盛りしか入っていないため、0.1ミリ単位の数字については感覚で書き分ける必要があります)、辺長や地積、床面積の計算をします。関数電卓の複素数モードを使います。作図は三角定規で線を引けば良いだけなので、たぶん土地家屋調査士試験の中では一番簡単なところだと思います。しかし、作図ができても解答として正しい(要は正解の)図面を書くことはできません。なぜなら土地の図面は問1の(要は1問目の問題として最初に出題されている)座標値の計算ができていないと書けないことがありますし、建物の図面が正しいかどうかは作図の技術ではなく建物の壁厚の判断で決まるためです。


なお、記述式はすべて黒インクのペンで解答します。時間がないため下書きはできません。とりわけ図面に関しては、鉛筆書きの線の上をボールペンでなぞるとインクが乗りにくいため、下書きには向いていないと思います。

なお、建物のほうが小問が1つ少ないのは、建物には座標値の計算問題がないためです(まれに穴埋め又は短文記述が2問出て、建物も小問4個になることがあります)。一方、土地は座標値の計算ができないと申請書を完成させることができなくなり、図面に書く辺長のうち少なくとも3本は書けなくなり、作図も正攻法では行えなくなったり、一部分は正確に書けなくなったりします。

なお、記述式の模範解答や配点、採点基準等は公開されておらず不明です。採点結果は0.5点刻みで出ます。採点の不公正さを叫ぶ方もいます。薄々何かに気がついて受験をやめたり、周りに実体験を言いふらしたりしている方がいるのか、失われた20年のような不況期の資格取得ブームのさなかにあっても土地家屋調査士試験の出願者数は年々減少傾向にあります。

しかし、合格者数は例年一定(約400人)のため、受けるなら出願者数が減少している今がチャンスの試験です。出願者数1万人の中での上位400人は上位4%ですが、出願者数5,000人の中での上位400人は上位8%となり、出願者数が減れば出願者数に占める合格者の割合が増えるため有利です(ただし、これは試験が公正に行われていればの話です)。

出願者数が減っている原因は何?

受験会場札幌・広島は何らかの条件に適合する新規受験生の合格率が著しく高いことが明らかになっています。要は今いる受験生のうち、その何らかの条件に適合しない受験生は試験に合格しにくい傾向にあります。

実は土地家屋調査士試験の出願者数が減少傾向にある理由は、新規受験生よりも合格者のほうが数が多いからではありません。土地家屋調査士試験の合格者数は例年400人程度ですが、新規受験生である午前の部の出願者数はそれよりも多く、たとえば平成28年(2016年)度は少なくとも509名、平成29年(2017年)度は少なくとも461名が午前の部の受験を申請していました。勉強1年目に測量士補試験と土地家屋調査士試験を両方とも受けずに、勉強1年目は測量士補試験、勉強2年目から土地家屋調査士試験というように年をまたぐ方もいると思うので、実際の新規受験生の数はもっと多いはずです。つまり合格者数よりも新規受験生のほうが数が多いのです。

では一体、どうして出願者数が減っているのかというと、実は薄々何かに気がついた受験2回目以降の受験生が受験をやめているからなのです。受験2回目以降の受験生は何らかの不正を疑いながらも泣き寝入りして試験から撤退しているというのが実情です。そしてこれは新規受験生にとっては、実はとても有利なことです。

もし何らかの不正があることを前提に話せば、新規受験生のライバルとなる日本全国の受験2回目以降の受験生はみんな来年もまた不正にあって試験に落ちますので、そういう方が多い受験会場では、おそらく今いる受験生は試験に合格させたくないわけですから新規受験生の合格率がきっと高くなると思いますし(令和2年(2020年)度試験以降、午前の部から受ける新規受験生の数が分かるようになっており、特に札幌広島でこのような傾向が見られることが分かってきています)、不正を受けるかどうかがまだ分からない新規受験生にとっては、他の受験生よりも点数以外の部分が評価されてもしかすると簡単に試験に合格してしまうかもしれない魅力的な試験だと思います。少なくとも何か間違えたところがあっても減点が入らない方がいる(合格者には謎加点がある)ことが分かってきています。

公務員試験関係の受験産業は何も知らない方に対して、もしかすると勉強すれば公務員になれるかもしれないと思わせておいてお金を取ることで成り立っている面も少なからずあるのではないかと思います。事前にコネの有無のチェック等が必要になってくると思います。みなさんは自分が詐欺行為の被害にあっていないかどうかをチェックし、もしそれにあたるのであれば不正に盗まれたお金を返還してもらい、人生に影響を与える巨額の賠償金をすでに受け取りましたか?

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関連リンク:広島の合格者の事務所所在地は10年前からきれいに分散し始めた&札幌一直線

私の開示請求の結果

土地家屋調査士試験は自分の答案を開示請求できます。

私は開示請求は平成29年(2017年)度試験のものを2回、平成30年(2018年)度試験のものを1回行いましたが、いずれも答案用紙は廃棄済みであるとして開示請求を却下されています。初めて私の元に返ってきた令和元年(2019年)度試験の答案用紙のコピーは、私が本試験で書いた答案とはサイズが別のものに変えられており、図面の線がすべて等しい割合で不正確なものになっていました。

思い返してみれば、法務省はかつて定規に関しては受験案内書の携行品欄に「三角定規」としか記載していなかったにも関わらず、平成26年(2014年)度試験までは一部の受験生が直定規を持ち込んでいるのを黙認していたり、また、計算器具に関しては受験案内書の携行品欄に「電卓又はそろばん」としか記載していなかったにも関わらず、平成30年(2018年)度試験以降は問題用紙から三角関数の真数表を消して、一部の特殊な電卓(関数電卓)を試験に持ち込んで一部の特殊な操作方法(「1+1=」とかではなく、「SHIFT、tan-1」など)を取らないと答えを出せない問題を出したりしており(※)、そもそも試験が公正に行われていないことは明白でした。合格者を選ぶのは試験を行う側であり、受験生がどんな不正を働こうとも問題ないことだったのかもしれません。


※ 平成30年(2018年)度以降は土地家屋調査士試験の問題用紙に三角関数真数表が掲載されなくなりました。そのため、もし普通の電卓やそろばんで試験問題を解くなら三角関数真数表の丸暗記が必須になりました。普通の電卓やそろばんで試験を受けようと思っている受験生は、何よりも先にまずは三角関数真数表の丸暗記をしてください。択一式や書式の勉強をした後で三角関数真数表の丸暗記ができないことが分かるとせっかくの苦労が水の泡です。

三角関数真数表の覚え方

三角関数真数表の例(小数第6位四捨五入済み)
sincostan
0°0′0″0.000001.000000.00000
5°0′0″0.087160.996190.08749
85°0′0″0.996190.0871611.43005
90°0′0″1.000000.00000----------

試験では0°~90°のsin、cos、tan、合計273個(91×3個)の真数だけでなく、0~59′、0~59″の分も含めた合計98万2,800個(273×60×60個)の真数を使います。ただし、覚えるのは小数第6位を四捨五入した小数第5位までの数字(ただし、H24年度は真数表の数字が小数第10位までありました)なので少々角度が違っていても同じ値になることが多く、また、sinとcosの真数は数字の振り方が逆になっているだけでどちらも同じ数字(たとえばsinなら90°0′0″~89°49′8″まではすべて1.00000になり、cosならその反対の0°0′0″~0°10′52″までがすべて同じく1.00000になります)、また、tanの真数はsin÷cosで求められることから(たとえばtan5°はsin5°÷cos5°で求められます)、実際のところ覚える数字の数はそこまで多くありません。sinの真数さえ覚えてしまえばcosとtanの真数は計算すれば出せてしまいます。暗記量が他の資格試験と比べて少ないと言われている土地家屋調査士試験の受験生(ただし、試験範囲の条文の数やテキストの分量は、択一式だけでも社労士試験<土地家屋調査士試験です)は、せめて真数表くらいは覚えておくべきだと思います。

秒(″)まで含めた真数表というのは松山市立中央図書館でも見つけられなかったため、仮に試験問題を普通の電卓やそろばんで解くにしても、秒まで含めた真数表を手に入れるためには最安値の価格帯の普通の電卓と比較すると約20~30倍の値段になる高額な関数電卓の購入が必須になりました。

真数表の覚え方についてですが、前述したとおり、覚えるのが小数第6位を四捨五入した小数第5位までの数字なら少々角度が違っていても真数表の値は同じ数字になることが多いため、まずは数字が変わる狭間の部分を探すこと、そして、人によっては必ずしもsin(0°1′1″)=0.00030と覚える必要はなく、少し形を変えてsin(0°0′61″)=0.00030と覚えることもできることがヒントになるかもしれません(分(′)と秒(″)は60進数のため)。私自身は真数表の完全な丸暗記はできていませんが、普通の電卓やそろばんで試験問題を解くためには真数表の丸暗記は絶対に必要です。

口述試験

試験範囲は不動産登記法と土地家屋調査士法です。たとえ不合格になったとしても、それが1度目なら翌年度の筆記試験(午前の部、午後の部の両方とも)が免除され、もう一度、口述試験だけを受けられます。2回連続で口述試験に落ちると、その後は筆記試験の午前の部だけが免除されます。

土地家屋調査士試験に合格する方法

土地家屋調査士試験は宝くじ、サッカーくじで1億円以上の高額当せんを出した人よりも合格者数が少なく、さらに月刊誌「不動産法律セミナー」の合格者アンケート調査によると、例年その回答者の9割強~1の位を四捨五入すれば最大100%になるような割合の方たちが受験指導校を利用しており、もはや独学合格者など存在しないに等しい存在です(いることにはいますが。土地家屋調査士試験の合格者は例年約400人です。そして平成27年(2015年)は宝くじ、サッカーくじで1億円以上の高額当せんが448口あったそうです。朝刊の開運グッズの紙面広告に載っていた数字です)。

独学合格は難しいとか大変だとかいうレベルではなく、そもそも「ほぼいない」のです。たとえばネット中を探しまわっても、独学で土地家屋調査士試験に合格してサイトを作っているのは、平成19年(2007年)度合格の元公務員の方が1人見つかるくらいです。過去に閉鎖した独学合格者のサイトがなければ彼は「数十年に1人レベルの逸材」です(独学で合格したことがすごいのはもちろん、長年の間、独学で勉強を始めようとしている方たちの窓口になってきたという実績がそういう逸材にさせた何よりの理由ですが。ちなみにここでいう数十年というのは個人サイトが生まれ始めた1990年代~現在までの、ここ2、30年くらいのことを指して言っているつもりです)。

また、2016年7月のニュースによると「戦後の総理大臣は33人中13人が親戚だった」という情報もあり、自分の親戚の中に宝くじ、サッカーくじで1億円以上を当てた方が10人以上いないなら土地家屋調査士試験の独学はあきらめたほうが良いです。そんなことは無理だと思いますか? 無理ではないのですよ。現に総理大臣はそうなっているのですから。あなたのところには回って来ないかもしれませんが、それが現実なのです。

しかし、もしあなたが独学をあきらめて予備校講座を利用するなら、将来の合格者がたくさんいる環境に身を置くこともできるため、まだ合格の可能性も出てきます。そこからは合格者がどんどん出ていますからね。総理大臣と同じです。あなたは自分が総理大臣の親戚ではないのに自分が総理大臣になれると思いますか?

予備校講座を利用するということは、総理大臣の親戚になるということです(これは比喩表現です。本当に総理大臣の親戚になるわけではありません)。出ないところからは出ないのが、総理大臣と土地家屋調査士試験の合格者です。入口を間違えないことが大切です。血統やコネや金品の譲渡があれば中小企業オーナーや地主や医者や特定郵便局長や皇族、大企業の正社員や公務員やナントカ財団法人の職員や世襲政治家になれるのと同じように、講座代金さえ払えば合格者が続出するグループに参加することができるのです。このチャンスを逃してはなりません。

ところで土地家屋調査士試験の合格者の約5割を輩出している資格予備校やフルカラーテキストの調査士講座のことをご存じでしょうか? 当サイトおすすめの土地家屋調査士試験、測量士補試験の予備校講座はこちらです。リンク先で詳細をご確認下さい。


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