令和1年(2019年)度試験の開示請求の結果

令和1年(2019)度試験の結果

土地9.5点、建物16.5点、合計26点でした。このページでは建物の結果を詳しく紹介したいと思います。

建物16.5点(間違えた個所8.5点分)の内訳の予想

模範解答は東京法経学院の解答試案を掲載している九州不動産専門学院のものを参考にしています。そろそろ手持ちの過去問題集に収録されていない問題が増えてきていますし、複数冊ある1年分の過去問を1冊にまとめたいので「日建学院の直近8年分の記述式過去問題集」を買おうかと思っています。

表側の申請書のほう(-1.5点?)

  • 申請書の符号1の床面積を最初は中心線で正解の47.25と書いていたが、各階平面図の床面積計算時に区分建物である主である建物に引き続いて、普通の建物である符号1の附属建物の床面積も内側線で計算し、後から申請書の床面積を内側線で不正解の45.88に修正(-0.5点?)。
  • 第2欄の②の「名称を変更したから」を「名称を変更したときから」と書く(-0.5点?)。
  • 第2欄の③の「過料」を「科料」と書く。過ちは過ちで間違っているが、過っていなくても咎められることはある(科料のほうが刑罰が軽い)と考えて失敗した。過料と科料を「あやまち」とか「とが」などと言って覚えさせようとするのはよくないと思う。どうして素直に刑罰を科されるほうが重いと教えないのか(-0.5点?)。

裏側の図面のほう(-7.0点?)

  • 各階平面図(主である建物)(-2点?)
    • 各階平面図の「主である建物1階部分,2階部分(各階同型)」のところに「部分」を付けていない(-0.5点?)。
    • 求積の式の答えが393.82になっており、末尾に「00」を付けていない(-0.5点?)。
    • 床面積の表示「1階部分」「2階部分」のところに「部分」を付けていない(-0.5点×2=-1点?)。
  • 各階平面図(附属建物)(-3点?)
    • 附属建物の各階平面図を主である建物につられて引き続き内側線で書いた。そのため、図面の線の長さ、辺長、床面積の計算のすべてが不正解の内側線のものになっている。
  • 建物図面(-2点?)
    • 区分建物の実線から一棟の建物の点線までの内部距離を2本とも書いていない(-0.5点×2=-1点?)。
    • 点線で書くべき線を1か所だけ実線にしており、「ここは点線」と書いて修正(-0.5点?)。
    • 「主である建物の存する部分1階,2階」を「建物の存する部分1階・2階(各階同型)」にしている(-0.5点?)。
  • 図面が97%の大きさに縮小コピーされている。そのため、図面のすべての寸法が私が本試験時に解答したものとは違っている。ただし、減点はされておらずコピーの誤差の模様(-0点)。

どういうときに「部分」を付けるかを学んだり、「主である」をきちんと付けてどの建物に1階、2階が存するのかを明らかにしたり、内部距離などの未出の問題にも対応して試験に合格するためには、やはり予備校講座の利用(特に答練講座の利用)が欠かせないのかもしれません。もし答練講座で10回以上練習問題を解いてそれを採点してもらえていれば、土地家屋調査士試験を初めて受験する方でも過去に本試験を10回以上受けたも同然の経験を手にすることになります。その過程ではおそらく様々なミスをすることになると思いますが、一度間違えておけばもう本番で同じようなミスはしないでしょう。独学で本試験を受験する方は1年間を1年間として過ごしていると思いますが、答練講座の受講生は1年間に10年以上の経験をしているのです。踏んできた場数が違います。今回初めて答案用紙が返ってきた私は、まだ本試験という名前の答練を1回受けたばかりの初学者です。

図面が97%の大きさに縮小コピーされている

今回開示された答案用紙は、たしかに私の答案用紙のコピーでしたが、私が解答したものとはサイズが違っていました。図面の線が土地も建物も、どちらの答案用紙もすべて3%程度縮んでおり、たとえばもし5センチの線が正解のところなら、私が引いた線は答案用紙上では5センチ÷1.03=4.85センチになっており、本来引くべき線とは3%程度違うものになっていました。

どこか数か所の線の寸法をそれぞれ別の割合で書き間違えているというならともかく、土地も建物も、どちらの答案用紙も、図面のすべての線をすべて3%ずつ書き間違えるというのは、ありえないことだと思いますので、これは私が寸法を間違えているのではなく、私の答案用紙が97%程度の大きさに縮小コピーされていることが原因なのではないかと思います。

その差はわずか(5センチの線なら)1.5ミリですが、1.5ミリ違えば250分の1のスケールだと3.75目盛りも違ってきます。そのため、答案用紙の開示請求をしても、自分が図面を正確に書けていたかどうかを後から簡単に確かめることができません(私の場合はわざわざ1.03で割らなければならなかった。私がこのコピー答案に初めて三角スケールを当てたときは、私は図面を全部書き間違えているかと思った)。

開示された答案用紙の大きさ
図面を書く欄の大きさ外枠の二重線の大きさ
(2本のうち外側の線のほう)
土地縦223.5ミリ、横293.0ミリ縦254.0ミリ、横339.8ミリ
建物縦223.0ミリ、横292.0ミリ縦253.5ミリ、横339.5ミリ

そういえば、土地家屋調査士試験の合格者の受験番号は、なぜか連続しているか近くに固まっていることが多いです。土地家屋調査士試験の午後の部の記述式がどういう採点方法になっているかは私には分かりませんが、もし答案用紙の原本に当たらず、このような答案用紙のコピーを元にして採点しているなら、これはもしかすると、その連続する付近のコピーがわりかし正確に取れていたことが土地家屋調査士試験の合格者の受験番号が連続していることの原因なのでは?

もしかすると、不合格にしたい受験生が合格しそうな場合は、答案用紙をコピーする過程で意図的に答案用紙を97%程度の大きさに縮小コピーしたものを採点して図面を0点にしている可能性すらあるのでは?(私はH29、H30はそれが原因で試験に落とされているのでは?) 世の中にはいろいろなことを言う人がいますので、自分で開示請求をしてみないと何か不正があるのではないかと疑心暗鬼になって勉強も進みにくいと思います。私は今回、自分の答案用紙のコピーを初めて見ることで、土地家屋調査士試の採点はきちんと行われていることを確認できてとても良かったと思います。自分の答案用紙が改ざんされていないかどうかを確かめるためにも、受験生なら自分の答案用紙の開示請求をして答え合わせをしてみましょう!(開示請求の方法は検索すればきっと出てきます)。