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【法務省は部落差別をしている?】
【土地家屋調査士試験】
令和元年(2019年)度試験の答案用紙の開示請求の結果。
2人分あります。
【部落民は暴力団に入るしかない社会を法務省が作った】
令和元年(2019年)度の建物の結果
建物は16.5点でした。
当時は問題用紙に三角関数真数表が掲載されておらず、三角関数真数表(98万2,800個の6桁の数字)を丸暗記していないと座標値は1問しか出せないようになっていました。
建物16.5点、間違えた個所8.5点分の内訳の予想
模範解答は東京法経学院の解答試案を掲載している九州不動産専門学院のものを参考にしています。
表側の申請書のほう(-1.5点?)
- 申請書の符号1の床面積を申請書を書く際は中心線で正解の47.25と書いていたが、中心線で書くべき普通の建物の附属建物の各階平面図を、内側線で書く区分建物である主である建物につられて引き続き内側線で書いたため、各階平面図の床面積計算時に符号1の附属建物の床面積も内側線で計算し、申請書の床面積を内側線で不正解の45.88に後から修正(-0.5点?)。
- 第2欄の②の「名称を変更した日から」を「名称を変更したときから」と書く(-0.5点?)。
- 第2欄の③の「過料」を「科料」と書く(-0.5点?)。
裏側の図面のほう(-7.0点?)
- 各階平面図(主である建物)(-2点?)
- 各階平面図の「主である建物1階部分,2階部分(各階同型)」のところに「部分」を付けていない。「主である建物1階・2階(各階同型)」と書いた(-0.5点?)。
- 求積の式の答えが「393.82」になっており、末尾に「00」を付けていない。正解は「393.8200」だった(-0.5点?)。
- 求積した床面積の表示「1階部分」「2階部分」のところに「部分」を付けていない。「1階」「2階」と書いた(-0.5点×2=-1点?)。
- 各階平面図(附属建物)(-3点?)
- 中心線で書くべき普通の建物の附属建物の各階平面図を、内側線で書く区分建物である主である建物につられて、引き続き内側線で書いた。そのため、附属建物の図面の線の長さ、辺長、床面積の計算のすべてが不正解の内側線のものになっている。
- 建物図面(-2点?)
- 区分建物の実線から一棟の建物の点線までの内部距離を2本とも書いていない(-0.5点×2=-1点?)。
- 点線で書くべき線を1か所だけ実線にしており、「↖ここは点線」と書いて修正(-0.5点?)。
- 「主である建物の存する部分1階,2階」を「建物の存する部分1階・2階(各階同型)」と書いた(-0.5点?)。
- 図面が97%程度の大きさに縮小コピーされている。そのため、図面のすべての寸法が私が本試験時に解答したものとは違っている。ただし、減点はされておらずコピーの際に出た誤差の模様(-0点)。
どういうときに「部分」を付けるかを学んだり、「主である」をきちんと付けてどの建物に1階、2階が存するのかを明らかにしたり、内部距離などの未出の問題にも対応して試験に合格するためには、やはり予備校講座の利用(特に答練講座の利用)が欠かせないのかもしれません。
もし答練講座で10回以上練習問題を解いてそれを採点してもらえていれば、土地家屋調査士試験を初めて受験する方でも過去に本試験を10回以上受けたも同然の経験を手にしていることになります。その過程ではおそらく様々なミスをすることになると思いますが、一度ミスをしておけばもう本番で同じようなミスをすることはたぶんないと思います。独学で本試験を受験する方は1年間を1年間として過ごしていると思いますが、答練講座の利用者はおそらく1年間に10年以上の経験を積んでいるのだと思います。今回初めて答案用紙が返ってきた私は、もう何年も土地家屋調査士試験を受けているはずなのに本試験という名の答練をまだ1回受けたばかりの初学者です。
図面が97%程度の大きさに縮小コピーされている
今回開示された答案用紙は、たしかに私の答案用紙のコピーでしたが、私が解答したものとはサイズが違っていました。図面の線が土地も建物も、どちらの答案用紙もすべて3%程度縮んでおり、たとえばもし5センチの線が正解のところなら、私が引いた線は答案用紙上では5センチ÷1.03=4.85センチになっており、本来引くべき線とは3%程度違うものになっていました。
どこか数か所の線の寸法をそれぞれ別々の割合で書き間違えているというならともかく、土地も建物も、どちらの答案用紙も、図面のすべての線をすべて3%程度ずつ書き間違えるというのは、ありえないことだと思いますので、これは私が寸法を間違えているのではなく、私の答案用紙が97%程度の大きさに縮小コピーされていることが原因なのではないかと思います。
その差はわずか(仮に5センチの線なら)1.5ミリですが、1.5ミリ違えば250分の1のスケールだと3.75目盛りも違ってきます。そのため、答案用紙の開示請求をしても、自分が図面を正確に書けているかどうかを後から簡単に確かめることができません(私の場合はわざわざ1.03で割らなければならなかった。私がこのコピー答案に初めて三角スケールを当てたときは、私は図面を全部書き間違えているのかと思った)。
四国の方の開示請求の結果(建物21.5点)
当時5ちゃんねるの土地家屋調査士試験スレで四国の方が開示請求した答案用紙を公開してくれていました。その方は建物の点数が21.5点でした。減点は3.5点です。間違えていた個所は、
表側の申請書のほう(-3.0点?)
- 添付書類に登記事項証明書を書いていない(-0.5点?)。
- 添付書類に添付する必要のない書面を1つ書いている(-0.5点?)。
- 第2欄の②の「名称を変更した日から」を「名称を変更した時から」と書く(-0.5点?)。私と同じ間違いです。ただし、東京法経学院の過去問マスター第四版では、s60-1-アで「登記がされた時から1月以内に」とあり、この肢は正しいとされています。
- 第2欄の③を「30万円以下の罰金」と書く(-0.5点×3=-1.5点?)。どうして「×3」なのかというと、ここは「罰則の有無及びその内容」を答えることとされているためです。この方は罰則の有無を答え忘れています。また正解は「10万円以下の過料」なので10万円のことも過料のことも答えられていません。私はここは「罰則あり。10万円以下の科料」と書いてしまいました。
裏側の図面のほう(-2.5点?)
- 各階平面図の主である建物の縦線が5m短い(-0.5点×2=-1点?)。
- 区分建物の実線から一棟の建物の点線までの内部距離を2本とも書いていない(-0.5点×2=-1点?)。私と同じ間違いです。
- 建物図面に「主である建物の存する部分1階,2階」を書いていない(-0.5点?)。
間違えたところを全部足すと5.5点分の減点になるので、このうちのどれか2点分は減点が入っておらず、私の予想が間違っていることになります。
地積測量図の辺長は書かなくても減点されない?
ここからは土地の話に入ります。この方は土地の点数が21.0点でした。
アガルートの先生が令和2年(2020年)度試験の解答速報関連の動画(先生2人が試験後の受験生から届いたメッセージを読み上げてその返事をしているような動画)で令和元年(2019年)度試験の土地の記述(第2欄の(1)~(3))は1マス2点で全部書けていないと点数が入っていなかったようだと言っていましたが、四国の方は全部書けていないマスが2つあり、地積測量図に辺長を1つ書けていなかったのに土地の点数が21.0点だったため、もしかすると地積測量図の辺長は書かなくても減点されなかったのかもしれません。
字はきちんと書かなくても減点されない?
字を正しく書けているかどうか(字が汚いかどうかではなく、書いている字が正しいかどうかの問題)に関してはかなり甘いようです。引き続き土地の話になりますが、
- 登記の目的の「積」の字の5画目がなく「木」の部分が「オ」のようになっている。というか「積」の字の左(←)側が「紙」の字の右(→)側のように見える。
- 添付書類の「権」の字の中にある「推」の字の右(→)側に似ている部分がきちんと書けていない。
- 申請人の一郎の「郎」の字の右(→)側が「P」や「即」の字の右(→)側のようになっている(本来「3」のようにすべき)。
- 一丁目の「目」の字が「口」の中に「3」や「Z」を書いたような字になっている。
- 「宅」の字のウ冠の下に「ノ」が付いておらず「七」になっている(特に上から3つ目の宅は、はっきりとそう見える)。
- 地積測量図の筆界点の記号「G」は「6」と書いているように見える。
ほかにもたくさんありますが、すべて減点は入っていません。正しい漢字を書かなければ減点されるというのであれば、たぶんこの方は漢字を書いているところの少なくない部分が0点になります。建物のほうもそうです。鉄筋の「筋」の字の中の「月」の部分にある下側2本の横線(二)が無い(「風」の字から真ん中の「ノ」と「虫」をなくしたような字になっている)、床面積欄の「1階部分」の「皆」のところが「営」に見える、符号1の構造欄に書く「A市B町」の町が「田丁」ではなく「口丁」になっているなどのミスがあります。口=田ということで、もし土地の地目が田のときは口と書いても正解になります。口分田は田分口と書いても正解です。
四国の方の開示請求により得られた知見
何かミスがあっても必ずしも減点されるとは限らないということですね。ミスをした場所によってはミスをしても減点が入らないことがあるようです。解答時間が足りない中、本来答えるべきだが答えなくても減点されない箇所は何も書かないなどの対策が必要になります(どこがそういう箇所なのかは受験時には分かりませんが)。
字の間違いは必要な線が少々足りないくらいであれば見逃してもらえるようです(また、Gが6になっていてもOK)。たとえば「拝」の字なら右側の部分の横線が4本ではなく3本になっていても大丈夫そうです。四国の方は分筆の「筆」の字の横線が足りていないように見えます。この方は筆の字の7~9画目の個所がきちんと書けておらず、本来「ヨ」のようになるべきところが全部「コ」になっています。どの「コ」からも1本も横線が伸びていません。漢字を書くときはすべて画数を1、2画減らすという試験対策も解答時間短縮のためには欠かせません。
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