択一式のうち過去問で得点できる割合

  • 「新版 択一過去問マスターⅠ・Ⅱ」(第四版。平成24年度までの問題を収録)とその後の過去問で解けない問題は問題番号を赤く塗った。
  • 黄色く塗った肢は過去に2回以上出題されている肢です。出題例は最新の肢です。①はたぶん過去に1肢しか類題がない肢です。
  • 次第に調べるのが面倒になってきて、途中でこのページを作るのをやめたため、正確性や完成度は低いです。平成27年度以前の問題は、自分が簡単だと思った肢には◎、過去問だけでは解けないと思った肢には×、自分が難しいと思ったり、最初は×だと思っていたけれど後で過去問で解けることが分かった肢には〇を付けています。
  • 平成29年(2017年)度試験は出題が総論に偏っている気がしたため、本当にそうなのかどうかを確かめるために試験後に後から調べました。
  • 令和2年(2020年)度試験のみ2021年に新しく調べました。私が受験を始めたころは択一式が突然難しくなり約4割が新出の肢で約30年分の択一式、記述式の過去問を解いても高得点は難しかったと思いますが、令和2年度試験では過去7年分の問題を解くだけでもそこそこ点が取れるようになっていることに加え、むしろ平成元年~平成24年度の過去問で勉強していると不利だと思うような肢さえあるという変化が起きています。

令和2年(2020年)度

今回は過去7年分(H25~R元)の択一式過去問と約40年分の記述式過去問でどれくらい点が取れるかを調べてみようと思います。あと1年分足せば8年分になります。この年の合格基準点は13問でした。出題年度と問題番号の前に付けている番号は、日建学院の土地家屋調査士 令和3年度版 択一式過去問題集の通し番号です。

過去問で得点できる割合
1
2
3
4





30(H28-7)ウ36(H29-5)ウ
ア、エはH24以前にはない。正しい組み合わせを選ぶ問題。アが正しいため、「1 アイ」「2 アウ」の2択に絞れる。
5





95(H30-4)オの解説××××
法定相続情報一覧図の問題。H24以前の過去問を解いていてもたぶん解けない。
6×19(H25-8)エ
21(R元-5)イ
アの肢はH24以前の過去問を解いていると真逆の結論を招きやすい。正解は〇なのに近い将来宅地に供されないため×と判断してしまう。
7


53(H28-8)ア
53(H28-8)ウ
19(H25-8)イ
53(H28-8)オ
書式で分かる53(H28-8)エ
正しい組み合わせを選ぶ問題。イ、オの正誤かウ、オの正誤が分かれば答えが出る。
8


40(R元-11)ア03(H30-5)ア書式で分かる54(H26-9)オ
105(H30-12)イ
正しい組み合わせを選ぶ問題。イとオが正しいため答えが出る。
9


55(H25-9)エ
60(H29-14)オ
分筆に原因日付はない101(H29-13)エ31(H27-11)ウ
56(H26-10)エ
「」「」「」のいずれかの組み合わせの正誤が分かれば答えが出る。
10


60(H29-14)イ
68(H25-17)ア
18(H27-8)オ59(H28-10)オ要役地合筆59(H28-10)エ
誤りの組み合わせを選ぶ問題。
11


H24以前書式で誤答可能性あり22(H25-10)エ22(H25-10)エ22(H25-10)ウ
「エ、オ」「ウ、エ」「ウ、オ」のいずれかの組み合わせの正誤が分かれば答えが出る。
12


27(H26-15)エ25(H29-16)ア26(H25-13)イ
28(H28-12)エ
24(H25-12)イ
ウ、オはH24以前にはない。
13近年の書式で同じ問題あり107(H26-16)イ
正しい組み合わせを選ぶ問題。ウが正しいため、「4 ウエ」「5 ウオ」の2択に絞られ、
14


110(H28-16)ウ110(H28-16)オ109(H27-16)ア
正しい組み合わせを選ぶ問題。イとウの誤りが分かれば消去法により「2 アエ」が答えだと分かる。
15


書式で分かる書式で分かる書式で分かる書式で分かる×
オはH24以前にもない。
16


H30-22(添付書類)71(H26-17)ウH30-22(登記の目的)71(H26-17)ア
72(H28-15)エ
誤りの組み合わせを選ぶ問題。ウとエが誤りのため答えが出る。
17


107(H26-16)オ
109(H27-16)オ
(30年保存)55(H25-9)イ
76(H29-18)エ
98(H25-15)オ
09(H27-10)ア
分かる(保存行為)
誤りの組み合わせを選ぶ問題。エが誤りのため、「2 アエ」「4 ウエ」の2択に絞られ、アが正しいと分かるため答えが出る。
18


50(H25-19)アないP.325 サイキゼミ51講
誤りの組み合わせを選ぶ問題。オが誤りのため、「4 ウオ」「5 エオ」の2択に絞られ、ウが正しいと分かるため答えが出る。
19





第1欄48(H28-19)イ再区分。書式で分かる。区分合併。書式で分かる。H30-22(この合体は抹消含む)
H24-19-ア
住所変更。書式で分かる。
第2欄ない(墓地減税)ない(国私共有地分筆)48(H28-19)ウ
H30-22(合体)
48(H28-19)オない(宗教非課税)
問題文の意味が分かりにくいが、要は第1欄か第2欄のうちどちらか1つでも誤っていればそれは答えの組み合わせに入る。
20


ない(法人清算人)調04(H30-20)ア+同ウ調02(H27-20)イ調02(H27-20)エ
誤りの組み合わせを選ぶ問題。オが誤りのため、「3 イオ」「5 エオ」の2択に絞られ、エが正しいと分かるため答えが出る。

私が受験を始めた頃は、独学者が試験で高い点数を取るためには30年分以上の過去問を解くことが必須で、筆界特定と電子申請と土地家屋調査士法は条文も読んだほうが良かったと思いますが(平成29年(2017年)度平成28年(2016年)度はそうだった)、近年の出題傾向を見ると、ここ数年の新しいほうの過去問だけを繰り返し解くことが良い試験対策になるかもしれません。古い問題ばかり解いている方には解けないのに、新しいほうの8年分の過去問で勉強している方なら短い年数の中で繰り返し出題されているので簡単に解ける肢ばかりが本試験に出題されています。

平成29年(2017年)度

組み合わせ問題20問、個数問題なし。足きり15問。不登法、調査士法で解けないのは3問。不登法は総論からの出題が多い。昨年に引き続き新出の肢も多い。

過去問で得点できる割合
1
2
3
4(総)A、B(H12-3文中)、①(H12-3-3)、②(H12-3-1)、③×、④(H24-15-エ)、⑤×、⑥(H18-2-ア)、⑦(H8-10-イ)
5(総)H15-18の解説に入る前の前置き×(TSJの交付)×(電子申請)H23-4-エH23-4-イ
6H25-11-イ、H27-8-エ×(法改正。東京法経×)×(受験100講Ⅲ〇)s62-9-2(各)、H12-17-エ(総)×(受験100講Ⅲ〇)
7(総)〇(書式)H11-10-エH元-5-2〇(書式)〇(書式)
8(総)H20-10-ア(解説込み)H20-10-エ×××
9(総)H21-12-エ×H15-12-イH21-12-ウ×
10(総)H22-8-ウH22-8-アH4-2-4H17-18-ア+s52-15-4の解説H7-2-オの解説
11H19-13-イ(各)H12-10-エ(総)H20-9-オ(総)H23-12-オ(総)×
12(総)H21-13-アH27-10-エH24-5-エ+売買は特定承継H17-7-オ(総)、H22-11-イ(各)
13(各)H22-11-エH15-6-イH11-5-2H3-1-ウH11-5-4
14(各)H19-10-オH16-9-ウH19-10-エH16-9-エH15-3-エ
15(総)H23-16-エH23-15-イ(類似)合体H23-16-アH13-13-ウ
16×〇(書式)H21-22××
17(各)×××(52-4の代位)×H20-14-エ
18H19-18-ウ(各)H15-20-エ(総)H11-11-ウ(各)H20-4-ウの解説(各)、H8-6-5(総)、H9-5-ア(総)H23-13-イ(各)
19(筆)H19-9-ア(総)××××
20(調)×H18-20-2×H17-20-5×

問20-オは前年(平成28年(2016年))の試験会場で配布されていた早稲田法科専門学院のパンフレットに載っていました(早稲田法科専門学院「調査士午後試験直前チェックポイント!」ポイント4 調査士法人の設立)。ただし、この肢の正誤が分かっても、この問題は解けません。残りの2肢のうちどちらか一方の正誤が分からないと答えは出ません。

平成28年(2016年)度

組み合わせ問題18問、個数問題2問。足きり12問。不登法、調査士法で解けないのは5問。この年の択一式は難しかったと思う。民法をすべて新出と考えると、新出の肢が4割を超える。

過去問で得点できる割合
1
2
3
4
(H19-17-ア)
×(公証人自体、H19-15-エ、H26-8-ウくらいにしか出てこない)××or①(H18-15-エの解説。手持ちの過去問次第。仮にこの肢の正誤が分かったとしてもこの問題は解けない)×
5×××××
6
(H21-9-ア)

(H24-4-オ)

(H3-2-3)
×
(法改正。手持ちの過去問次第。過去問マスターだと×)
7
(H18-10-オ)

(H22-9-オ)
×or①
(H22-9-エの解説。手持ちの過去問次第)

(H22-9-イ)

(H22-9-ア)
8
(H23-10-ウ。第14問イと同じ問題では?)

(第9問オと同じ問題では?)

(H24-6-ア)

(H21-5-エ)
9××
(第8問ウと同じ問題では?)
10×
11


(H14-11-ア)

(H2-5-3)

(H17-17-オ)

(H5-7-3)

(H15-7(穴埋め問題))
12
(H6-2-ウ)
×
(H17-4-エ)

(H17-4-ア)

(H19-4-ア)
13〇or×
H4-11-2。厳密に言うと解けない。抹消されることは分かるが「抹消の記号が記録される」ことは分からない。登記記録を見たことがあるなら分かる
〇(H24-14-オ)
14
(第8問イと同じ問題では?)
15×
16××××
17×
(でも分かる。①H19-15と同じ考え方)

(H14-11-ウ)
×
(でも分かる)

(H3-6-3)
18×××××
19


(H24-19-イ)

(H11-14-イ)

(H14-5-ウ)

(H11-14-ア)

(H24-19-オ)
20×(①H23-20-ウの非関与のケース)
(H18-20-4)
××
(H23-20-オ)

平成27年(2015年)度

組み合わせ問題17問、個数問題3問。足きり13問。不登法、調査士法で解けないのは2問。

過去問で得点できる割合
1
2
3
4×(でも分かる。①H19-15と同じ考え方)×
書式で分かる
×
書式で分かる
×
書式で分かる

H12-1-イ
5
s61-11-3
6×or②
H20-13-エの解説。手持ちの過去問次第
×
でも分かる
7×(類題④H16-17-ウ。類題は4つとも分筆。この肢は表題)
s62-9-4

s62-9-2
×
8×
でも分かる
×
でも分かる
×
H26-12-エ、H25-11-イ
9
H22-19-エ
×
10×
11×
12

◎④
H23-14-ウ
◎②
H19-11-オ
◎①
H15-2-エ
◎①
H19-11-ウ
◎④
H23-14-オ
13

◎②
H20-16-4
◎①
H17-14-4
◎①
H20-16-1
◎②
H24-16-オ
◎①
H元-10-1
14
15×
16
17
18
H17-13-ウ

H15-8-エ
×
H25-18-ウ、H24-11-ア
19◎④
H23-9-ア・イ・ウ・エ
×
条文
◎①
H19-9-オ
×
依命通知
◎②
H22-10-オ
20

◎①
H2-14-3
×
施行規則
◎④
H17-20-2
◎②
H16-20-4
◎⑤
H19-20-3

平成26年(2014年)度

組み合わせ問題17問、個数問題3問。足きり14問。不登法、調査士法で解けないのは2問。

過去問で得点できる割合
1
2
3
4××or◎(固定資産税を払っていたら分かる。この肢が分かればこの問題は解ける)×
H7-3-ア

H7-3-ア
5
6××××
7
8×(でも分かる)×(公証人のことを書いた過去問がない)
9
10×(でも分かる)
11×(書式で分かる)
12
H25-11-イ
13×(書式で分かる)×
14

15
16


H8-12-イ
17×(書式で分かる)
18××(でも分かる)×
19×(H19-9-アで「位置」は分かる。「位置の範囲」は分からない)
H21-15-イ
×(何となく分かる)×(H19-9-ウの解説。手持ちの過去問次第。この解説がなくても何となく分かる)×
20


常識で
×(H28社労士試験一般常識3-E(社労士法の問題)にも連帯責任が出た)
常識で

平成25年(2013年)度

組み合わせ問題16問、個数問題4問。足きり12問。不登法、調査士法で解けないのは4問。

過去問で得点できる割合
1
2
3
4

×◎①
H23-10-イ
××(でも分かる)◎①
H19-16-オ
5××
でも分かる
◎①
H21-12-ア
〇①
H17-18-ア
6
H21-6-オ
××
H18-16-イの解説。手持ちの過去問次第
×
H18-16-イ
7
8
H19-13-オ

H10-5-オ
◎①
H17-16-2
◎①
H17-16-9
×
H13-20-エの解説。手持ちの過去問次第
9×
H16-10-ウ

H11-5-3

H15-3-エ
10×〇(H13-9-5で何となく。この肢が分からなかったらこの問題は解けない。類題H2-11-3)
11×(でも私は知っていた。何かの本に書いていて解けると思う。この肢が分かればこの問題は解ける)××
書式で分かる
12××
13


書式で分かる
14


H2-13-3
×(印鑑証明書で住所)
15
H20-13-イ
16
17
18①(H19-14掲載の図で分かる)××××
19××
20

×

◎(常識で)

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