【土地家屋調査士試験】
合格者の受験番号には特徴がある!
受験会場広島の5つの特徴
受験会場広島の5つの特徴
平成29年(2017年)度~令和元年(2019年)度の過去3年間の受験会場広島では、
- 合格者の過半数(27/52人)は受験番号が連続・近接(間1)している。
- 間2や間3が少なく、連続・近接(間1)に偏っている。(別ページで解説)
- 合格者が5000番台(最初の100人)に偏っている。
- 5100番の前後、5200番の前後などの切りの良い部分で不合格者が続出する。
- 4大都市圏を除く、北海道・東北地方と中四国地方の4会場の様子を見てみると、広島は合格者に占める東京法経学院利用者の割合が他会場よりも高い傾向がある。
合格者に占める東京法経学院利用者の割合 R1 H30 H27 札幌 4/10
(40.00%)3/8
(37.50%)1/9
(11.11%)仙台 12/30
(40.00%)19/39
(48.71%)9/21
(42.85%)広島 13/23
(56.52%)7/16
(43.75%)11/20
(55.00%)高松 7/18
(38.88%)4/12
(33.33%)8/19
(42.10%)
という5つの特徴がありました。
また、翌年の令和2年(2020年)度試験では広島は新規受験生の合格率が飛びぬけて高いことが判明しました。もしかすると"今いる受験生は"試験に合格させたくないのかもしれません。
某社の平成27年度までの合格体験記の執筆者の氏名(現在のレイアウトに変更される前に掲載されていた2名を含む)を参考に令和03年06月21日更新の土地家屋調査士名簿・土地家屋調査士法人名簿を調べてみると、合格体験記の執筆者と同姓同名の方の事務所所在地の町には土地家屋調査士がその方1人しかいないケースが多いと思います。合格体験記の執筆者と同姓同名だった15名中9名がそうです(ただ同姓同名というだけなので同じ人かどうかは分りません。調査士名簿には合格体験記の著者と同姓同名の方が多いという特徴があると思います)。残る6名中3名は同じ町に調査士が2名(この3名中2名の事務所所在地の町は番地が少なくとも3000前後ある。そんなに番地が多い町があるなんて思いもよらなかった。調べてみると日本には番地が5桁ある町もあるらしい)、残り2名は法人の社員です。
そういえば弁護士よりもはるかに人数の少ない土地家屋調査士はどのようにしてゼロワン地域類似の問題を解決した(またはしている)のでしょうか?
では次に実際の合格者の受験番号を見て確認してみましょう。
受験会場広島の合格者の受験番号
令和元年(2019年)は1月に広島の合格者の少なさが指摘された年です。推定出願者比合格率や人口比で見るまでもなく、単純に合格者数そのものが2年連続で例年よりも少し少なかったのですね。
平成29年(2017年)度 合格者13名 (連・近8、その他5) 推定出願者比合格率 広島5.53% 全国7.73% |
平成30年(2018年)度 合格者16名 (連・近6、その他10) 推定出願者比合格率 広島6.80%(H29分母) 全国8.45% |
令和元年(2019年)度 合格者23名 (連・近13、その他10) 推定出願者比合格率 広島9.78%(H29分母) 全国8.36% |
||||
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5005 | 近 | 5001 | 5013 | 連 | 法経 | |
5007 | 近 | 5009 | 5014 | 連 | 法経 | |
5013 | 5017 | 5030 | 法経 | |||
5018 | 連 | 5022 | 5037 | |||
5019 | 連 | 5027 | 5043 | 近 | ||
5047 | 5035 | 連 | 5045 | 近 | 法経 | |
5060 | 5036 | 連 | 5053 | |||
5097 | 5048 | 5058 | ||||
5100番台↑↓この間47人 | 5056 | 近 | 5065 | 連・間2 | ||
5145 | 連 | 5058 | 近 | 5066 | 連・近 | |
5146 | 連 | 5068 | 5068 | 近・間2 | 法経 | |
5200番台↑↓この間77人 | 5074 | 5099 | 法経 | |||
5224 | 5087 | 近 | 5100番台 | |||
5233 | 近 | 5089 | 近 | 5119 | 法経 | |
5235 | 近 | 5100番台↑↓この間83人 | 5136 | |||
5173 | 5180 | 連・間3 | 法経 | |||
5190 | 5181 | 連・間2 | 法経 | |||
5200番台↓この後45人? | 5182 | 連・近・間3 | 法経 | |||
なし | 5184 | 近・間2・間3・間3 | アガルート![]() |
|||
(前年は5235が最後) | 5186 | 近・間3 | ||||
5188 | 近・間3 | 法経 | ||||
5200番台 | ||||||
5211 | 間2 | |||||
5214 | 間2・間3 | 法経 | ||||
5218 | 間3 | 法経 |
受験会場広島の合格者も東京法経学院の利用者が多いですね。最新年度の東京法経学院占有率はこちらで確認できます。ここ3年間の広島の高合格率パターンはこちらです。
合格者が5000番台に偏っているため連続、近接しやすいというのは分かりますが(200人の中から13人合格させるよりも100人の中から13人合格させたほうが合格者同士の間隔が狭くなり連続、近接しやすい)、どうして連続、近接だけがいて間2や間3の合格者はいない又はいないことを指摘すると急に増えるのか、また、どうして合格者が最初の100人に偏っているのかは不明です。
札幌、広島は受験番号が後ろのほうの受験生を試験に合格させないことで、札幌、広島の合格率が他会場と比べて極端に低いことを誤魔化そうとしているように見えるので、本気で試験に合格したい方は受験申請書をなるべく早く出したほうが良いかもしれません。
どうすれば試験に合格できるのか?
受験会場広島の合格者も東京法経学院の利用者が多いですね(参照元)。空白はたぶん東京法経学院の短期講座や直販教材を購入した方か、東京法経学院以外の予備校講座を利用した方たちで、東京法経学院の利用者は他校も利用している可能性があります。アガルートアカデミー
やLEC東京リーガルマインド
などの予備校講座ですね。
アガルートアカデミーはYouTubeの動画に合格者本人が出ており、1名のみ名前が判明しました。一発合格者で択一満点、土地17/25点(第2欄(1)~(3)が×。ここは配点が偶然高く1問2点で、しかも完答しないと点が入らないようになっていたと予想されている。たとえ9割9分9厘できていても残りの0割0分1厘が足りなければ0点になる)、建物は22か23/25点だったそうです。
第2欄を完答していれば100点満点中100点に近い点数だったのですね!
やはり試験に合格するためには高級品で実績も抜群の東京法経学院、フルカラーテキストの通信講座アガルートアカデミー
、LEC東京リーガルマインド
などの予備校講座の利用が欠かせません。予備校講座を利用する実力者が集まればきっと10人連続の連・近も達成可能だと思います。
ところで土地家屋調査士試験の合格者の約5割を輩出している資格予備校やフルカラーテキストの調査士講座のことをご存じでしょうか? 当サイトおすすめの土地家屋調査士試験、測量士補試験の予備校講座はこちらです。リンク先で詳細をご確認下さい。

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