「犬も食わない 上沼さんちの夫婦げんか事件簿」(上沼恵美子、上沼真平)の感想

★★
伯爵レグホン大佐 2014/07/27(Sun) 20:42

あらすじ

浮気疑惑に包丁を握りしめる妻。ドロドロの嫁姑戦争。愛犬の死を乗り越えたときの涙……。37年間の結婚生活で繰り広げられてきた夫婦げんかの行方は?

感想

上沼恵美子とは「快傑えみちゃんねる」などの番組で司会を務めている芸能人である。 本書はそんな上沼恵美子の夫婦喧嘩を記録している。 それはいいとして、私は上沼恵美子の旦那は高田純次だと思っていたのだが、そうではなかった。 高田純次とばかり思っていたのだが、実際は違っていたようだ。

ところで本書には上沼夫婦の様々な夫婦喧嘩が収録されている。 大抵はどうでもいいことから喧嘩が始まる。 喧嘩するほど仲が良いという言葉もあるので、喧嘩=仲が悪いというわけではない。 同じ家にいて、いつも顔を合わせていると、それなりに起こるのだろう。

本書を読んでみると私の両親は夫婦喧嘩が少なかったように思う。 というより、お互いにあまり関心を持っていなかったような気がする。 父は、母が何をしていても気にしていないように見えた。 母は父よりは気にするが、大抵はどうでもよさそうに見えた。 関心が無いからといってお互いをどうでも良い存在と思っているようでもなかったが。 まあ、いろいろな夫婦がいるということだろう。

しかし、夫婦によっては些細なことでも喧嘩につながるということが本書から見て取れる。 このことは何も夫婦に限ったことではない。 些細なことが切っ掛けで関係が悪くなり、修復しないという事態にもなりかねない。

よく相手の意見を頭から否定する人がいるが、そういう人は相手から嫌われやすいと思う。 相手の意見を聞いてすぐに、それはおかしいとか意味がないとか言ってくる。 そういう人もいる。 例えばドラえもんとか。 ドラえもんは人ではないけれども。

ドラえもんはのび太に対し、「その理屈はおかしい」という。 ただ、のび太の意見は大抵おかしいので、この場合は仕方がないともいえる。

相手の意見を肯定しつつも、自分の意見をも主張するのが望ましいと思う。 しかし実際はそうもいかないので難しい。 相手の意見を立てると、相手は自分の意見が正しいと思ったままで、私の意見が通らない可能性もあるから。 以前読んだ本に会議で最も通りやすいのは、声が大きくて相手を威嚇する人の意見だと書いてあった。 そんな人と話すときは、相手の意見を肯定すると、自分の意見が通らなくなるのではと思うのである。

また、声を大きくして相手を威嚇する人に対しては、正当な意見を述べてもそれが通らない。 相手は自分が正しいと確信しており、他人の意見はどうでもよいと思っているかもしれない。 正しいのは自分だと思っている人を止めるのは難しい。

さて、夫婦喧嘩にしても妻、夫どちらも自分が正しいと思っているからこそ起こるのではないかと思う。 また一方が声高に相手を威嚇すると、片方は折れてしまうかもしれない。 ところで最近、家事ハラという言葉があるらしい。 家事を手伝う夫に対して傷つくような言葉を妻が投げかけるとか。 皿を洗った夫に対し、これなら私が洗った方が良かったとか、トイレを掃除した夫に、汚しているのはお前だと言ったり、衣服にファブリーズをかけている夫に、妻がファブリーズをかけたり、その他もろもろ。

それにしても、いろいろな言葉が出来るものだと思う。 誰が作っているのか。 流行らせたい人がいるのだと思うが。 取り急ぎ、おわり。

ところで、せっかく本の感想を書いているのだから、他のサイトのようにアマゾンや楽天ブックスなどにリンクしてすぐに購入できるようにしてほしいものである。 ゆあさ社長だってそのくらいのことはしている。

人生・社会・経済関連の本の感想文

人生関連

社会関連

経済関連

戻る