「サラリーマン生態図鑑」(アコナイトレコード)の感想

★★★★
伯爵レグホン大佐 2014/02/16(Sun) 22:21

あらすじ

サラリーマンってなんかへん!? あなたの周りにも生息している「サラリーマン」という生物を観察した日本で唯一の本(宣伝カバーより)。

感想

本書は「サラリーマン」を生物として捉えた本である。 サラリーマンは群れで行動し、その群れの中で様々なルールを作る。 そのルールを本書の司会者である「博士」と「たかしくん」が解説していくのである。

会社を群れとして見ているところが面白い。 別の会社へ訪問することを別の群れとの接触と書いてある。 受付を門番と書いていて、そういう考え方もあるのかと感心した。 ちなみに本書によると受付嬢が笑顔なのは、部外者を安心させて油断させるためだそうだ。 階段の上り下りで先に移動するのは、これから罠に誘導するため、うっすら笑みが出たときに顔を見られないようにするためだそうだ。

さて、そんな本書だが、私にも共感する内容があったり、なかったりする。 たとえば会社を出るタイミングの話。 本書では定時が終わり、会社を出ることを島抜けと呼ぶ。 そんな島抜けだがタイミングが実に難しい。 抜けたいが抜けられないというものである。 本書によるとヒラリーマン(平社員)が島抜けできるのは、基本的にブチョリーマン(部長)とカチョリーマン(課長)が島抜けした後らしい。

私の場合は彼らが島抜けしていなくとも帰るときは帰る。 というのも彼らに合わせると私の帰りは毎日23時頃になるからである。 ただ私は最近忙しいので彼らが帰っても仕事を続けることが多い。 そもそも時間だけで考えれば、私は週に7〜8日は働いている。

そんなわけで私が平日に本の感想を書かないのも仕方がないということにしておこうと思う。 そんな私だが、結構働いている気がするのに、手取りは生活保護とさほど変わらないのはおかしいと思った。おわり。

印象に残ったこと

  • サラリーマンのたらい回し。
    たかし「でも、こんなにハンコを集めたら遅くて大変なんじゃないの?」
    博士「たかし君は重要なことに気づいておらんな。たくさんのハンコを集めるとは誰の責任でもなくなるということじゃよ。わかるかな?」
  • ほぼ毎日摂取する黒い液体。
  • ちょっと通ります。
    たかし「大変!他のサラリーマンを襲おうとしてるよ!」
    博士「ふぉふぉ。 チョップでこの空間を切り裂きながら通過するという意味じゃ。」

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