「変身」(カフカ)の感想

★★
伯爵レグホン大佐 2013/05/31(Fri) 21:57

内容

朝起きると自分が虫らしきものになっている話。「朝起きるとイケメンになっていた」の逆を想像すると良い。

感想

青年が虫になる話。ただそれだけ。家族を介護する人は最初は張り切るが、だんだんと疲れてきて被介護者を憎むようになるということ。主人公は最後は食事も与えられず、暴行を受けて衰弱し、死んでしまう。

最初は介護をしていた家族も仕舞いにはあんなのは人間ではないとか言い始める。痴呆症になった老人に「あんなのは私の知っている○○じゃない」というのと似ていると思う。

なぜ虫になったかは重要ではない話なので、物語は淡々と進んでいく。読んでいて面白い話でもないし、感銘を受けるわけでもないと思う。有名だから読まれている作品の1つだと思う。良い作品が読まれるのではなく、有名な作品が読まれるということ。短絡的すぎるかもしれないが。

なにはともあれ、ブックオフで100円くらいで売っているだろうから、興味があれば立ち読みしてみると良いかもしれない。そんなに長い話でもないし。

ところで、せっかくなので今回から、読んだ本の名言みたいなものをここに書いておくことにしようと思う。

名言

  • 「まあちょっと来てごらんなさいよ、くたばってますよ。あすこに伸びてます、くたばって」

昔の名作の感想文