ネパワ界とは

当図鑑のキャッチコピー

  • 全国に散在する元ネパワ民よ団結せよ。長い間いじめられてきた兄弟よ。

ネパワ界とは

パワプロサイト界隈のこと。ネットパワプロ界を省略したもの。ここでいうパワプロサイトとは主にコナミ発売の野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」や「パワプロクンポケット」等に関するコンテンツを持つ1990年代後半~2000年代ごろに存在した個人サイト群のことである。なかにはパワプロサイトレビューやネパワ界に関するコラムなどネパワ界に関するコンテンツを持っているだけのサイトや、当時ネパワ界の掲示板にいただけの人が作った非パワプロサイトもある。

パワプロサイトの主なジャンル・コンテンツの一覧(26種類)

交流、攻略、大会、査定、選手データ、パスワード配布、パスワードメーカー、ツール配布(パスメ以外)、素材配布、イラスト・画像、MIDI配布、テキスト、ネパワネタ、提案型コンテンツ、参加型コンテンツ、荒らし、HP作成支援、パワプロサイト検索、CGIゲーム(Javaゲーム含む)、総合系(総合サイト)、女性向け、野球、改造コード、複数ゲーム攻略、管理人の趣味、お小遣い稼ぎなど。

  1. 交流

    「パワプロ道場」「パワプロ総合研究所」「ズダダン!パワプロ9」など。

  2. 攻略

    パワプロ・パワポケの両方を攻略しているサイトか、どちらか片方を攻略しているサイトがある。パワポケ4表・5表・6表のオールA育成理論の紹介。

  3. 大会

    今思うとパワプロ攻略サイトはサクセスで基本能力の高い選手を作ることばかりを目標にしており、どういう能力の選手がオートペナントで活躍できるか(強い変化球、強い特殊能力の組み合わせ方など。そしてどうやってそういう変化球や特殊能力を持っている選手を作るか)を考えるような攻略はほとんどなかったような気がする。(次の項目の文章に続く。)

  4. 査定

    (1つ上の文章の続き。)攻略サイトは大会を開いたり他サイトの大会に参加したりすればオールA作成法やオールB作成法ではなくキャッチャー作成法や守備職人作成法などを作っていたかもしれないし、能力が成績に及ぼす影響を明らかにするという意味では査定サイトの分野にも近いような気がする。私にとって大会サイトは「過去にそういうサイトも開設されていたらしいね」というサイトで、私がパワプロサイトを見るようになった2003年3月ごろ以降に1回目の大会を初めて開いて大会をメインコンテンツとして運営していたようなサイトはたぶんすごく少ないと思う。今のところ私が見つけた2003年3月ごろ以降に開設した大会サイトは2003年8月20日開設の「GREEN'S in PawaPuro」のみである。

  5. 選手データ

    実在するプロ野球12球団のゲーム内でのパワーA142、走力B13などの能力値のデータの掲載(という名の無断転載)。パワプロの選手データを掲載しているサイトが主で、パワポケの選手データを掲載しているサイトは珍しい。選手データは査定の材料になる。

  6. パスワード配布

    次の①~⑤の5種類がある。①初心者に需要のあるオールマックス選手のパスワード、②パワポケ3のバグパスワードなどの特殊なパスワード(その他の特殊なパスの例:球速200km/h投手、ミートカーソルA野手のパスワードなど)、③実在選手、漫画・アニメ・ゲーム(MAJOR、ドラベース、パワプロなど。主な野球漫画)やサイトチーム構成員等の架空選手を再現したパスワード、④自分が希望する能力の選手のパスワードを相手が作ってくれるコンテンツ(作成依頼掲示板)、⑤管理人がサクセスで作った選手の紹介(パスワード付き。なんとなく需要がなさそうに思えるが、管理人がどのくらいの能力の選手を作っているかは、その管理人が作った育成理論を読むかどうかの判断材料になると思う)など。

  7. パスワードメーカー

    パスメの配布、パスメの使い方、パスメのコード表など。パスメとはパスワードメーカーの略称。配布していたのは「まさにゃんのサクセス日誌」、「さーくるちぇんじ」(パワポケ7用のパスメを配布)など。また「パワポケ倶楽部」が「さーくるちぇんじ」のパスメを再配布している。このパスメは「さーくるちぇんじ」のアーカイブにはたぶん残っていないため、もしこの再配布サイトがなければパワポケ7用のパスメはネット上から消えていた。

  8. ツール配布(パスメ以外)
  9. 素材配布

    掲示板のアイコン画像、壁紙、アクセスカウンター用の画像、パワポケの特殊能力の画像など。とりあえず攻略、とりあえず素材配布という感じで2003、4年ごろは素材を配布しているサイトが多かったと思う。とりあえず大会、とりあえず選手データ、とりあえずMIDI配布とはならない。

  10. イラスト・画像
  11. MIDI配布
  12. テキスト

    小説、日記、コラム、用語辞典、語録、考察、ゲームソフトや攻略本のレビューなど。「めがねネタ」「なおのアストロプロ野球」「はっぴぃだんす」「ネオ維新志士の集い」など。

  13. ネパワネタ
  14. 提案型コンテンツ

    「パワプロ改革BOX」「ほんのりぱわぷろ(パワポケのノベルゲームを本気で考える会)」「LuckyPacePawaCapsuleのヨソウクンポケット」など。

  15. 参加型コンテンツ

    たとえば「サイト住人へのポイント配布」。ポイントは掲示板への書き込み回数やキリ番の取得、攻略情報の提供などの各人の成果により配布される。キリ番の表示のように各人の現在の手持ちポイントをサイトに表示しているだけのこともあれば、ポイントを能力に割り振ってサイト住人に選手を作成させたりしていることもある。その他「隠しページ」(管理人が用意したヒントを利用して、隠された秘密のページを探す遊び)、「パワプロサイト管理人へ100の質問」(「タカヤノリコ。」(前サイト「紗雪」が2000年3月4日開設)が配布)など。

    パワプロサイト管理人へ100の質問には開設年月日を答えさせる質問があるため、この図鑑作成に役立っています。なお「パワプロサイト管理人へ100の質問」や「わっつえすけーぷ」で検索するとまだ生きているパワプロサイトが出てきます。後者の検索語句を使って出てくるのは、素材配布サイト・わっつえすけーぷの素材を使っているサイトです。

  16. 荒らし

    荒らし対策、荒らしのIP晒し、荒らし本人のサイト、サイト間紛争など。元荒らしの方のサイトにはデュークや田代砲が設置されていることがある。

  17. HP作成支援

    バナー作成サービス、ロゴ作成サービス、アイコン透過サービス、アイコン文字入れサービス、テンプレート配布、CGI代行設置、HP作成講座、「3over1」のタグ自動生成・パスワード濁点変換CGIなど。

  18. パワプロサイト検索

    リング、ランキングを含む。パワプロサイト検索の「パワプル」、「パワプロ総合研究所」のパワプラーズリング、「パワプロサイト ポップ ランキング」など。

  19. CGIゲーム(Javaゲーム含む)

    CGIゲームは劇空間ぱわふるリーグ(略称:劇ぱわ)、俺のペナント、罪と罰++二律背反、エンドレスバトル、箱庭諸島、罵声でぶちのめせ!など。改造系、オリジナル系、改造指南、劇ぱわ理論などを含む。Javaゲームは「みずいろのきせつ」など(ネット上でパワプロのサクセスのようなゲームができる)。

  20. 総合系(総合サイト)

    Pawa-Style」「ぱわぷろ屋」「パワポケ一筋」「P-o.com(元パワMAX)」「MAXパワプロ」などの2003、4年当時ネパワ界の特に若年層の間で抜群の名声を有し、アクセス数も多く、我が世の春を謳歌していたサイトのジャンルです。ちなみに当サイト管理人は、上記5サイトのうち2サイト(Pawa-Style、パワポケ一筋)の管理人から「馬鹿」と言われたことがあります。sinnzi「どらどら、軍曹とかいう馬鹿の言うことを調べてまとめてみました」、うぱ「Out of 眼中」、take「馬鹿ですか?」

  21. 女性向け
  22. 野球

    特定のプロ球団の応援、プロ野球に関するデータ、変化球の投げ方、野球道具の紹介など。プロ野球選手の成績データは査定の材料になる。

  23. 改造コード

    プロアクションリプレイやコードフリークで使える改造コードの配布など。一般的には良いイメージを持たれておらず日陰者な分野だったイメージがある。プロアクションリプレイはPARと略されることがあり、PARコードなどと表現する。

  24. 複数ゲーム攻略

    「ゲーム大宝庫」「JUNK!HAMMER」「ZAPAnet総合情報局」などのゲーム総合攻略サイトや、「イイカンジプロジェクト」(ドラクエ攻略、どうぶつの森攻略)、パワポケを実況するサイト(幻想水滸伝1攻略、太閤立志伝2攻略)などのパワプロ・パワポケ以外のゲームの攻略もしているサイトなど。

  25. 管理人の趣味

    音楽、将棋、チェス、陸上競技、競馬、Flash動画集、ドラえもん、ポケモン、ペーパークラフト、超能力など。パワプロくんとドラえもんは外見が似ていると思う。たとえば2人とも手が丸いし、どちらも二頭身である。

  26. お小遣い稼ぎ

    広告掲載、ゲームソフトや攻略本の販売ページにリンク、クレジットカード、銀行口座の作り方、ポイントサイトなど。

掲示板・チャット関係の話

  • 掲示板

    雑談掲示板、攻略掲示板、連絡掲示板、総合掲示板、お絵かき掲示板、小説掲示板、選手作成依頼掲示板、選手投稿掲示板、画像投稿掲示板、ゲストブック、挨拶掲示板、チャット待ち合わせ掲示板、パワプロ掲示板、プロ野球掲示板、ポエム掲示板、トリビア掲示板、なんでも掲示板など様々な掲示板があった。アカウント名が「パワプロ」等のUIC掲示板を設置していたサイト一覧

  • チャット

    jet(ジェット)チャットなど。チャットに入室すると「こん」とあいさつされ、チャットから退室すると「さよ」とあいさつされる。「こん」はこんにちは・こんばんは、「さよ」はさようならを省略したものだと勝手に思っているが、実際のところどうなのかは私には分からない。

  • 専用アイコン

    アイコン式の掲示板に投稿する際に使える自分専用のアイコンのこと。管理人が示す何らかの条件(掲示板の書き込み回数100回以上、管理人と仲が良いなど)を満たして管理人に設定してもらう。「どこどこのサイトのこれこれの素材を私の専用アイコンにしてください」と自分が使うアイコンを自分で指定できることが多い。そのアイコンには「〇〇専用(〇〇の中には自分のハンドルネームが入る)」などの文字が付いていることがある。HP作成支援の一環としてアイコン文字入れサービスを請け負っているサイトもあった。

  • Harbot(ハーボット)
    http://www.so-net.ne.jp/harbot/

    ↑ホームページの小さな住人「Harbot(ハーボット)」のサイトです。ハーボット - Wikipedia。訪問した人と話をすることが出来るとされているため、コミュニケーション関係のことを書いているここに一緒に掲載したいと思います。

  • web拍手

    web拍手 - Wikipedia。当サイトはサイト開設以来、好意や声援を求めていません。当サイトが求めているものは現金のみです。感謝の気持ちは言葉ではなく、現金で示してください。サイト運営側が求めているものは現金なのに、なぜか閲覧者側は絶対に現金を支払わないため、昔はたくさんあった個人サイトがどんどん無くなっていったのですよね。声をかけられないと閉鎖するようなサイトは、誰にも声をかけてもらえなくて、もうとっくの昔に閉鎖していると私は思うのです。声をかけて満足しているのはあなただけです。運営側はあなたの声を聞く場所の設置やリーディングなどの無駄な手間や時間を使わされて1円も入って来ないため疲弊するばかりです。閲覧者側ができる運営側への支援はお金を出すこと。それ以外には何もありません。

サイト内で行われていた催し物など

  • 著作権の表示

    「実況パワフルプロ野球及びパワプロクンポケットはコナミSTUDIOの登録商標です」などと書いてある。

  • 工事中

    まだ何もないページの真ん中に「工事中」と書かれていたり、メニュー欄に「工事中」と書かれていてリンクを張られていなかったりする。

  • キリ番制度

    自分のアクセスにより、アクセスカウンタがゾロ目(3333など)や1000、1234などのキリの良い番号を示した際、サイト管理人にそのことを報告すれば、自分がアクセスしたキリの良い番号とともに自分の名前がサイトに掲載される制度。

  • トップ絵

    サイトのトップページに掲載される絵。お絵かき掲示板に投稿した絵のコメント欄に「トップ絵希望」と書くと、自分の描いた絵がトップ絵に採用されることがある。

  • 情報提供

    パワプロサイトはパワプロ・パワポケの攻略情報をよく募集していた。攻略ページに「情報提供をお願いします」とよく書かれていた。CGIゲーム内で使える武器を対価にして攻略情報を集めているサイトもあった。

  • スタッフ募集

    副管理人、雑談長、専属絵師などを募集していた。

  • ブログ集(日記集)

    サイト住人が書いているレンタルブログやレンタル日記にリンクを張っていた。

  • トップリンク(およびその募集)

    トップリンクとは、姉妹サイト、兄弟サイト、友情サイト、師弟サイト、ライバルサイトなど「〇〇サイト」と称してお互いのサイトのトップページにリンクを張り合うこと。テキストリンクのこともあれば、バナーリンクのこともある。特に「〇〇サイト」などと称さずに「トップリンク」と称してトップリンクをしているサイトもあった。相互リンクよりもトップリンクのほうが成立の条件が厳しい傾向にあったと思うが、開設したばかりでトップリンクを募集しているようなサイトが相手なら比較的すんなりと承諾してもらえたと思う。

  • 参加しているランキングへのリンク

    ランキングのミニサイズのバナーがトップページに何個も張られており、「サイト発展のため1日1クリックお願いします」とよく書かれていた。

  • 共同設置

    共同設置主催サイトのCGIゲーム、攻略ページや大会のページ、掲示板などにリンクを張ること。共同設置の主催者にとっては自分のサイトのCGIゲーム、攻略ページや大会のページ、掲示板などにリンクを張ってもらうこと。

  • サイト移転(主なレンタルサーバ

    パワプロサイトの連絡掲示板はこの図鑑作成に役立っています。パワプロサイトはよく移転しており、そのたびに「私のサイトはどこどこに移転しました。多くのサイトを回るため、この移転を報告する文章はコピペです」と他サイトの連絡掲示板に報告しに行く文化があったためです。各種レンタル掲示板の「ホームに戻る」のリンク先もこの図鑑作成に役立っています。「当サイトは移転しました」という報告がそのサイトのトップページには掲載されていない(もしくは過去に掲載していたとしても、そのようなページがアーカイブに残っていない)ケースがあるためです。他のホスティングサービスに移転したりしてサイトのURLが変わってもレンタルしている掲示板は以前と同じものを使用しているケースで有効な、移転前のURLを探す手段の1つです。特にお絵かき掲示板は当時たぶんCGIが配布されていなかったと思うので移転先がCGI利用可のレンタルサーバでも引き続き同じものを使っているケースが多いと思います。

  • エイプリルフール

    4月1日は各サイトのトップページに「当サイトは閉鎖しました。」などと書かれていることがある。

その他のよくあるページ

  • サイト概要
  • サイトマップ
  • 更新履歴
  • 利用規約
  • アバウトリンク
  • バナー置き場、バナー倉庫
  • リンク集

    相互リンク、片道リンクやスペシャルサンクスのリンクがある。リンク集とスペシャルサンクスでページを分けているサイトや、「リンク集」や「総合リンク集」という1つのページの中にスペシャルサンクスのリンクも一緒に張っているサイトなどがある。「総合リンク集」は2003、4年頃にあった総合サイトでよく見る。最初期には「リンクの冒険」と称してリンク集にリンクを張っていたサイトもあったと思う(1987年発売のテレビゲーム「リンクの冒険」と何か関係があるかどうかは分からない)。自動登録型のリンク集もあった。

  • 参加リング一覧

    2003年以降リングの主催者がいなくなり廃れ、ランキングに取って代わられる。

  • 自己紹介、スタッフ紹介、常連紹介

    自己紹介は、管理人のプロフィール、前略プロフ(CGIBOYのサービス)、パワプロサイト管理人へ100の質問への回答など。スタッフ紹介は、サイトごとに副管理人、雑談長、専属絵師、攻略隊、小説家、CGI担当などの役職に就いている方がよくいたため。常連紹介は、自己紹介やスタッフ紹介と比べると見かけることが少ないページです。自分のサイトの掲示板によく書き込みをする常連を紹介しています。ごくまれにサイトチームを作っていることもあります。

  • ミラーサイト
  • 他サイトのマナーコラムへのリンク