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不要な防災グッズは? 最も必要な防災グッズは?
トイレ関係の不要な防災グッズ
凝固剤
凝固剤を使うのは小便時のみで大便時は使いません(大便はふつうは液体ではないため凝固剤を使っても固まりません(どういう大便かにもよると思いますが)。凝固剤と聞くと尿をカチコチの固形にでもしてくれそうなイメージがありますが、凝固剤は尿をプラスチックのようにはしてくれません。私が凝固剤で固めた尿をビニル袋の外側から触ってみた感じだと中身が溶けているときの保冷剤くらいの固さです(どの程度の固さまで尿を固めるかは商品により異なるかもしれません))。その上で尿は2ℓサイズのペットボトルにすればよく、トイレの凝固剤など不要です。ただし、凝固剤を使うことにも利点はあります。凝固剤で固めれば尿をゴミとして処分できます。もしペットボトルに尿をするならその尿は自分で処理しなければなりません。本当にそんなことをしても良いのかどうかは別として災害時なら川や海や排水路に尿を捨てに行く、災害後にもうトイレが使えるような状態になれば自分でトイレに流すなどの方法をとる必要があります。
その一方、もし尿に凝固剤を使ってしまうと、その尿はもうなんとなくトイレには流しにくくなると思います。トイレが詰まるかもしれないためです。そのため尿はゴミとして捨てるしかなくなります。そして実はこれが大便には凝固剤を使えない第二の理由、そして小便にも凝固剤は不要な第二の理由になります。違反ごみ!「ふん尿」(大便・小便)は家庭ごみとして収集しません。自治体によっては「ふん尿は自宅のトイレで処理」とされており、災害時のふん尿についても「災害後に自己処理をお願いします」と言われかねません。「災害用トイレ」の備えをしている方は約2割だと言われており、そんな少数派はいざとなれば切り捨てられて終わりです(日本の民主主義の正体(1対86で否決)。米加英仏伊は韓国のG7加入に賛成していますが、日本だけが名指しで韓国のG7加入に反対しており、G7の新規加入には全会一致が必要なため韓国はG7に加入できていません。G7は多数決で少数を従わせるような独裁体制の組織ではなく、民主主義(全会一致)を採用している組織なのです。日本とは大違いですね)。そのため災害時に、おいそれと凝固剤を使うことは大変危険な行為です。あなた以外の家庭は誰もそんなものを使っていないのです。凝固剤など絶対に購入してはいけません。
ただし、自治体が購入するなら話は別です。自分で買っているくらいですから当然処理のことまで考えていると思います。自治体が用意したり、自治体が用意したような避難所にあったりするような公共トイレの汚物だけは自治体が処理して、民間的要素の強い避難所や各家庭から出る個人的な汚物は「災害後にトイレで処理」と指示されることになるでしょう(たぶん)。そうはならないと思いますか? あなたが住んでいる自治体はそんなに良いところだったり、立派だったりしますか? 立派なのは役所の宮殿や職員の給料だけだったりしませんか? 「僕ら避難所のトイレ調査とか回ったが、トイレを我慢するために飲まない・食べないとかあった」というトイレパニックは、避難所の不備から発生した問題なのに、行政は誰も責任を取らずに、また、今度こそ行政がお金を使ってトイレの備えをすることでトイレパニックを防ごうと考えるのではなく、個人にお金を使わせることでトイレパニックを防ごうとしているような人たちの人間性をあなたは信用できますか?
上位数パーセントが富の大半の所有し、生活保護の捕捉率が約2割なのに「弱者に施しすぎた」「政府の赤字は一般国民の黒字」などとのたまうこの社会(この国体)で、将来「誰一人取り残されないふん尿の回収」が本当に行われるとあなたは思いますか?「誰一人取り残されない」というよりも「誰一人取り逃がさない」社会になっていると思いませんか?(たとえば税金の徴収、監視社会など)。取り残してはいけないところは、大体取り残していませんか?
おむつ(布・紙) | 燃えるゴミ | 汚物はトイレなどで処理 |
---|---|---|
猫砂 | 燃えるゴミ | 汚物はトイレなどで処理 |
トイレの凝固剤 | 燃えるゴミ | 汚物はトイレなどで処理 ※ 汚物が付着している凝固剤は収集しません。 ※ 凝固剤と汚物は完全に分離させること! |
日本政府は富士山噴火時に自宅待機の指示を出すそうです(2025年3月21日のニュース。まず自助)。2022年のフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の大規模噴火など他国の火山が噴火すれば猛スピードで何億円もの支援を出すのに日本の被災者には「まず自助」です。もう大小便などトイレでする必要はないと思いませんか。そのへんで適当に自助すべきだと思います。これまでに備蓄したトイレの備えはすべて捨ててください。そのまま持っていたら「まず自助」が国民としての正しい姿なのに「共助を優先しようとしている非国民の避難所」に個人が持っているトイレの備えを取り上げられてしまう可能性があります。それどころか災害後に「この凝固剤はお前が用意したのだからお前が処分しろ!」と「使用済みの凝固剤=他人の汚物」の処理を押し付けられることになるかもしれません。個人の備えは「まず自助を通り越して即共助に移行しようとしている人たち」を助ける物資であるという意味では、個人で災害の備えをすることは「まず自助」に反する行為です。ちなみに個人の備えを避難所に提供させることは、その個人を自助から共助に移行させる許されざる行為です。災害時の原則は「まず自助」です。この国では個人で災害の備えをすることは推奨されておりません。「まず自助」とは備えをすることではないのです。そう、まず自助とは安倍晋三銃撃事件のような自力救済のことだったのです。そのため避難所も個人の物資を実力行使で取り上げるのです。たとえば戦時中はペットも供出させられました。関連リンク:戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946(NHKスペシャル。YouTube)。
そして自助とは政府の指示に従うことでもありません。皆さん、実は災害時に政府の指示に従うことは悪であることをご存じでしょうか。政府の指示という政府からの助言を受けることは公助であり、「まず自助」という政府の方針に反する行為です(まさか「自助・共助・公助」のスローガンは、上級国民が国費を独占するためのスローガンであり、たとえ公助でもお金のかからない公助なら一般国民にも適用されるとでも言うつもりなのでしょうか)。災害時は政府の指示に従ってはなりません。政府の指示に従うなどという公助は、憎むべき行為です。まずは政府の指示に従わないこと、それこそがまず自助の精神なのです。いきなり公助(政府の指示)に頼ってはいけません。まずは町に繰り出してみましょう。それこそが政府の意思(=「まず自助」)なのです。もしかすると一般国民が自宅待機しているうちに一部の上級国民だけが速やかに「まず自助」しているかもしれません。
なお、日本政府は富士山噴火時に出る火山灰の海洋投棄を認めるとしています(2023年12月30日のニュースです。しかし、2025年3月21日の自宅待機のニュースでは火山灰の処分方法は決まっていないと専門家の方が発言)。一体いつから世界の海は日本のゴミ捨て場になったのでしょう。核汚染水も海洋放出していますよね。大小便も海に流せば解決です。そのため大小便を海に流せる環境にあるならトイレの備えなど不要なのです。
ちなみに東日本大震災発生時に各ライフラインを各9割程度まで復旧させるのにかかった日数は、電気が6日、水道が24日、ガスが34日だったそうです(以下に示す関連リンク1より)。
電気 | 水道 | ガス | |
---|---|---|---|
首都直下地震等の東京 (内閣府想定) | 6日 | 30日 | 55日 |
東日本大震災 | 6日 | 24日 | 34日 |
阪神淡路大震災 | 2日 | 37日 | 61日 |
関連リンク
- 備蓄品はこれが必要(知る防災) - 日本気象協会 tenki.jp
各ライフラインを各9割程度まで復旧させるのにかかった日数が掲載されています。
- 今ある危険は南海トラフ地震ではなく、南海トラフ地震発生の50年前から発生し始めると言われている内陸部で発生する大地震や南海トラフ地震以外の海溝型の大地震だと思います。南海トラフ地震は100~150年周期で発生すると言われており、前回の地震発生が1944年のため、もし次回の南海トラフ地震もこの周期どおりに発生すると仮定するなら南海トラフ地震はまだ当分来ません。仮に前回と同じく90年後に地震が発生すると考えても2034年になりますので、まだ当分先の話です。
- 南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ : 防災情報のページ - 内閣府
まだ当分来ない南海トラフ巨大地震の被害想定が掲載されています。
- 鹿児島県の桜島は1年間に約200回噴火しているそうです。
しかし、鹿児島県の方はふつうに生活しているようです。火山灰対策の参考になるのではないかと思います。
- 災害は地震や噴火に限らず火事もあります。火事の対策も必要です。地震発生時に家が倒壊せず無事でも、地震発生時に起きた火災で家が焼ける可能性があります。地震による火災は火災保険では補償されないそうです。
- 地震で土砂崩れ、がけ崩れが発生し、家が飲み込まれる可能性もあります。土砂や津波のがれきが原因で、または橋が落ちたり道路が陥没したりトンネルが崩落したりして、車で道路や橋を通れなくなったりトンネル内に閉じ込められたりして、家に帰れなくなる可能性もあります。いつも使っている高速道路が通れなくなれば、もう道が分からなくて家に帰れなくなったりしませんか? 空からガラスや看板、クーラー室外機、テレビアンテナなどが落ちてくる可能性もあります。石垣やレンガの塀、中が腐って空洞になっている大木が倒れてくる可能性もあります。
防臭袋
防臭袋を使うのは大便時のみです。尿はペットボトルにしてキャップをしておけば臭いませんし、私は尿に凝固剤を使って数日間放置してみても特に臭いはしませんでした。そして大便時には最低限、排泄袋(直接、便を入れる袋)となるビニル袋があればよく、便が入った排泄袋をさらに防臭袋に入れて臭いを防ぐなどの手間はオプションになるため不要です。便が入った排泄袋はたぶん大型のポリタンクや大きめのビニル袋の中に入れて1つにまとめて、家の外のベランダや庭などに置いておくことになると思いますので、家の中にいれば便の臭いが気になることはたぶんないと思います。
もし家がなくなるほど世間が荒廃しているなら本当にそんなことをしても良いのかどうかは別として災害時は大便入りの排泄袋をそのへんに投げ捨てることになると思いますので防臭袋はますます不要になります。トイレの備えがないと大小便ができないという意見は、食べ物がいくらでもあるのにあれは嫌いだから食べたくないと言って餓死する人と同じです。トイレはどこでもできます。しかし、その辺の野山でトイレをしてはいけません。それでは行政の思う壺です。
その辺の野山は基本的には私有地であり、その辺の野山で大小便をしたり、その辺の野山にトイレのゴミを投げ捨てたりすることはトイレパニックの対策・解決を私有地の所有者に押し付けることになるのです。ふん尿をゴミとして回収していない自治体では、ペットの飼い主が散歩中の犬や猫のふん尿の後始末をせずに放置していることが多いです。本来自治体が解決しなければならないふん尿の問題を私有地の所有者に押し付けているのです。災害時に確実に自治体にふん尿を回収させる手だては、本当にそんなことをしても良いのかどうかは別として、自治体関係者の自宅や自治体の施設内で大小便を行うこと(必ずしもトイレで行う必要はありません。自宅内、施設内であればどこでも、たとえば廊下などでもOKですが、玄関で行うと玄関よりも先に進みにくくなり、トイレに使えるスペースが減少してしまうため、なるべく建物の奥側、2階建て以上の建物なら最上階から大小便をしていったほうが良いでしょう)、また、トイレのゴミを自治体関係者の自宅や自治体の施設内に投げ捨てることだと思います。自治体が用意したトイレで発生したトイレのゴミや自治体関係者の自宅や自治体の施設内に落ちているトイレのゴミはまず間違いなく自治体やその関係者が処理するでしょうから、そうなります。まさか災害後に自宅のトイレでふん尿を処理させるために、自治体が用意したトイレの使用者に、自分が出したトイレのゴミを持ち帰らせたりはしないでしょう。これ以外に自治体やその関係者に責任をもってトイレのゴミを回収させる手だてを私は思いつきません。たぶん他の方法は存在しないと思います。彼らの体にふん尿をなすりつけない限り、彼らはきっとふん尿の問題から逃げ出そうとするでしょう。
個人がトイレの備えをしてもトイレパニックは防げません。大量のトイレゴミが発生してしまい、そのゴミの保管や処分の問題が付きまといます(保管や処分もパニック内容の1つです)。個人にトイレの備えを売りつけたい企業側はトイレゴミの責任を自治体に押しつけていますが、はたしてトイレパニックの対策・解決を個人に押し付けようとしている自治体が本当にトイレゴミを回収するでしょうか? たぶん表向きには回収すると発言しても、おそらく何らかの条件を付けようとするでしょう。たとえばゴミの分別の指定、特定の場所でのみ収集、特定の曜日にのみ収集、特定のゴミ袋を指定、捨てるなら事前連絡が必要、捨てるのにお金が必要、期限付きの収集などです。そして条件付きの収集は、その条件に当てはまらない方にとっては「ふん尿は回収しない」と言われているも同然なのです。私有地の野山の所有者は、トイレのゴミを捨てるために野山を駆け回って投げ捨てられたトイレのゴミを集めて回らなければなりません。自治体関係者が「自治体の不備が原因で発生したトイレパニック」の責任を取り、地面に染みついた尿を回収してくれるわけでも、地面に落ちているトイレのゴミを集めて回ってくれるわけでもないのです。条件付きの収集とはそういうことです。
関連リンク:どのサイズのBOSSを買う?!3種類を徹底比較!!(YouTube動画)
大阪万博でトイレパニック発生!
仮に2025年大阪万博でトイレパニックが発生したとします。パニック発生の原因は行政の不備(トイレの準備不足)です。そこで行政は万博来場者にトイレの備えをするよう呼びかけました。しかし、個人がトイレの備えをしてもトイレパニックは防げません。トイレゴミの保管や処分の問題が付きまといます。トイレのゴミはお住いの自治体に持ち帰ってお捨てくださいというアナウンスがありましたが、万博来場者は帰り道にある私有地の野山にトイレのゴミを投げ捨てて帰りました。私有地の所有者は行政の不備で発生したトイレゴミの投げ込みの責任を取ってほしいと行政に訴えましたが、行政はトイレのゴミを回収しようとしません。行政は「条件に沿えばゴミを回収しますよ」と無責任な返事をするばかりです。行政の不備が原因でトイレパニックが発生したのに、行政はそのパニックの対策・解決を個人に押し付けるばかりです。行政に責任を取らせるためには、本当にそんなことをしても良いのかどうかは別として、万博会場内のトイレ外で物陰に隠れてトイレをすること、トイレゴミは万博会場内に投げ捨てることが必要です。
批判を受けた行政の次の一手は「デマの流布」
行政の不備や無責任さを国民に指摘された行政が災害時に始めたことは、自らの不備を認めることや責任を取ることではなく、国民の不満を行政からそらすために朝鮮人や共産主義者が井戸に毒をまいたというデマを流すことでした。おそらく次回の大災害発生時にも再び同じようなことが起きるでしょう。具体的にはトイレのゴミを片付けろとSNSに投稿するなど行政を批判する人間は朝鮮人だ、部落民だ、共産主義者だ、非国民だ、反日だ、低学歴だ、低収入だ、貧困層だ、底辺層だ、独身だ、陰謀論者だ、氷河期世代だ、クルド人だと言い出すでしょう。また、冤罪で逮捕や通常は逮捕されないような微罪で逮捕、書類送検などもあるでしょう。もしかすると基準や算出方法の変更、言葉遊びも始めるかもしれません(例:許容放射線量の変更、GDPの算出方法の変更、汚染水→処理水、敵基地攻撃能力(先制攻撃のこと)→反撃能力、戦争法案→平和安全法制、北朝鮮の人工衛星発射→ミサイル発射)。このような印象操作や分断政策が日本全国のふつうの日本人には効果てきめんなのです。
もしかするとあなたは災害に備えようとしていませんか。「個人で災害に備える」は行政側が流しているデマです(リンク先の国語辞典でデマの本当の意味を今一度ご確認ください。とても興味深いことが書かれています。1つ上のこちらもどうぞ)。行政がお金を使うことで災害対策をするのではなく、個人にお金を使わせることで災害対策をすることが目的のデマです。個人に備えをさせるために口から出まかせのデマ八百を垂れ流したり、官房機密費(税金)でデマ八百の支援をしたりしているのが行政です。1923年の関東大震災発生時に近隣住民に自分の家の庭にある井戸を使われたくなくて、日本政府のデマにのって「うちの井戸、毒をまかれて使えないんですよねー」と返事をしていた方がもしかするといたかもしれないように「個人で災害に備えろ」という行政のデマにのって行政の応援を受けながら商売をしているような方もたぶんたくさんいると思います。
関連リンク:外国や左翼や共産主義や異性や外国人や高齢者や生活保護受給者は敵ではない。
簡易トイレ
値段が高いです。バケツ(8ℓサイズ)で代用してください。バケツは普段は防災用品を入れておく入れ物としても使えます。防災バケツを作ってください。そもそもトイレは排泄袋があればできると考えれば、本当はバケツすら不要だと思いますが。バケツでなくても和式トイレのようにして使うなら洗面器も使えると思います。
なお、器という意味での簡易トイレではなく「凝固剤、防臭袋、排泄袋などがセットになっている商品」という意味での簡易トイレは、中に入っているような商品を個別に購入していくよりも値段が高くなるため、購入するのはやめたほうが良いと思います。使える回数が大体50回くらい(1人の1週間分にも満たない。一般的に排尿の回数は1日5~7回くらい、かつ排便を正常な範囲内で最大の1日3回と仮定すると、1日最大・大小便10回×7日=70回となり、50回分では1人の1週間分にも満たない。地震の被害に関しては考えうる限り最大の被害を想定するのに、地震の備えに関しては「トイレは1人1日7回」などと過小評価される傾向にあると思います)と結構少ない割には結構大きめの箱に入っていて、かさばりそうなところも問題です(とはいえ、自宅に置いておく分には四角い箱に入っているほうが重ね置きができるため整理整頓しやすくて良いと思いますが)。1人の1か月分は簡易トイレ300回分です(前掲のとおり約1か月で水道は9割復旧する)。2人なら600回分、3人なら900回分、4人なら1,200回分の簡易トイレが必要です(ひと月を30日と考えるなら1人分は「1日最大・大小便10回×30日分=300回分」です)。
なお、水道の復旧と自宅のトイレが使えるかどうかは別問題という話もあります。水道が復旧しても自宅の敷地内にある水道管が破損していれば、その自宅の敷地内にある水道管を修復しない限り水道を使えずトイレを使えません。自宅が囲繞地(いにょうち)にある場合は、水道管が他人の土地の下を通っているため揉め事が発生するかもしれません。さて、地元の自治体はいつまでトイレのゴミを回収してくれるでしょうか。水道を直すまで永久に無条件でトイレのゴミを回収してくれるでしょうか。そんな少数派はいざとなれば切り捨てられて終わりだと思いませんか。
45ℓサイズのビニル袋
自宅の大きな便器でトイレをするなら排泄袋として必要ですが、45ℓサイズのビニル袋は値段が高いです。バケツ(8ℓ)を便器にするなら比較的値段が安いレジ袋サイズのビニル袋を排泄袋として使えます。そもそもトイレは排泄袋があればできると考えれば、本当はバケツすら不要だと思いますが。バケツでなくても和式トイレのようにして使うなら洗面器も使えると思います。45ℓサイズの大きくて値段が高いビニル袋に大小便どちらか1回分しか出さないのは袋がもったいないと思います。
長期保存用の備蓄用トイレットペーパー
値段が高いです。私がここで不要だと言っているのは、10年持つなどと言われている長期保存用のトイレットペーパーのことです。自宅避難が目的なら通常のトイレットペーパーで十分です。もし防災バッグに入れるなら通常のトイレットペーパーの芯を抜いて圧縮したものを用意しましょう。水に濡れないよう何らかの方法でパックすることも必要です。
トイレットペーパーは通常の商品でも、少なくとも15年以上保存できます。現に私は15年以上前に購入されたトイレットペーパーを何の違和感もなく使っています。15年以上前に死去した祖父母が残していったトイレットペーパーです。ネットで検索してみたところ15年どころかトイレットペーパーには使用期限がないそうです。長期保存用のトイレットペーパーなど不要です。あなたはだまされているのですよ。トイレットペーパーは必要ですが、「備蓄用トイレットペーパー」などと名付けられた値段の高い商品は不要です。通常の商品で十分です。
トイレ関係の必要な防災グッズ(正統派)
1人の1か月分(トイレ300回分)を想定しています。お住いの自治体がトイレゴミ収集の可否やふん尿が付着した凝固剤の取り扱いなどを明らかにしていない場合は使いにくいセットになります。凝固剤で固めた小便や凝固剤付きの大便をトイレに流すとトイレが詰まるかもしれないためです(本当に詰まるかどうかは私には分かりません。なんとなく詰まりそうだと私が勝手に思っているだけです。ただ1つ確かなことは、たとえ凝固剤が原因でトイレが詰まっても行政は責任を取ってくれないことです)。
- ランタン式の懐中電灯(夜間暗いため。乾電池も必要)
- 便器カバー or 簡易トイレ
便器でトイレをするなら便器カバーとなるビニル袋が必要です。便器カバーの上から排泄袋をかぶせます。そうしないと便器と排泄袋が接することになるため不衛生です。排泄袋と区別を付けやすいよう排泄袋とは別の色のビニル袋にしたほうが良いです。もし便器が使えないなら便器の代わりとなる簡易トイレが必要です。
- 排泄袋(300回分)
- 凝固剤(300回分)
大便時に一緒に小便も出るため大便時にも利用。抗菌、消臭などの効果もある。下痢の可能性も考慮。
- 防臭袋(300回分)
大便と比べると臭いが少なく、また、排泄袋に入れるくらいなのでたぶん凝固剤も使っており抗菌、消臭されているはずの小便時にも利用を想定。
- ポリエチレン手袋(600枚)
水で手を洗えないため必要。手袋なしだとお尻をふく際に素手に大便が付着したときに困ります。300回分=両手に使うため600枚。2025年現在ダイソーは最大120枚入りの商品を販売。
- トイレットペーパー(300回分)
- 消毒液(一般的には使用期限3年)
- 消臭スプレー
主にトイレの部屋の消臭を想定しているため消臭スプレーになりますが、もし野外で大便の消臭をするなら木酢液
がおすすめです。木酢液は強い燻製(くんせい)臭、スモーク臭を持ちます。畑に落ちていた動物のふん5回分くらいと一緒にビニル袋の中に木酢液を入れると、ふんの臭いがしなくなったことがあります。木酢液の消臭効果は、たぶん凝固剤による消臭効果を超えていると思います。動物のふんに凝固剤を振りかけてもこのような消臭効果があるとは私には思えません。これが木酢液です(↓)。ペーハーが低いため(要は酸性のため)塩素系の洗剤と混ぜると有毒なガスが発生するかもしれません。
排泄袋となるビニル袋を1人あたり300枚も用意している方はたぶん少ないと思います。そのため、災害の影響が長引けば途中で排泄袋が足りなくなり、たぶん同じビニル袋に何度も排便をすることになると思います。そのため便の消臭は重要です。
- 大型のポリタンクや大きめのビニル袋
トイレ300回分のゴミ保管用。ダイソーで土のう袋(2枚入り)を見つけました。土のう袋の中にビニル袋を入れれば、ビニル袋が破れにくくなると思います。
もし野外で隠れてトイレをするなら大きめの黒いビニル袋の底に穴を開けて胴体に通すか、切り裂いて腰に巻きましょう。
その他の不要な防災グッズ
井戸(災害時協力井戸制度)
災害時の断水時にたぶん井戸水を勝手に使用されて水道料金がふだんの50倍以上になったことがあります。ふだん5000円の水道料金を払っていたら25万円以上、ふだん8000円の水道料金を払っていたら40万円以上、ふだん1万2000円の水道料金を払っていたら60万円以上の請求書が届きます。近隣住民はまだ誰も逮捕されていません。災害に備えて井戸はつぶしたほうが良いと思います。災害時に人を集めるとろくなことになりません。庭で大小便をする方が現れ、自宅が他人のトイレゴミの投げ捨て場になりかねません。庭にあるものは壊されたり盗まれたりするでしょう。鶏小屋の鶏や、池で泳いでいる魚は捕まえられて、アスパラガスの野焼きに使うガスバーナーで焼かれて食べられてしまうかもしれません。ペットが食べられてしまいます(トランプ氏「ペット食べる」と再び主張 反論に耳貸さず)。家の中にも勝手に入ってきて現金や生活物資を盗んでいくかもしれません。家族は暴行被害に遭います。井戸を使わせる・使わせないに関わらず、井戸を残しておく以上、人を引き寄せますから井戸はつぶすしかありません。もし「井戸を使わせない」と返事をすると井戸にトイレのゴミを投げ捨てられたり、家の壁に大便を叩きつけられたり、庭に植えている野菜の苗を引っこ抜かれたり、家に火をつけられたりして終わりです。そしてたぶんそんなことをするような方がそれで井戸をあきらめるかというとけしてそんなことはなく、あなたの留守を狙って無断であなたの自宅に侵入し、井戸を無断で使っていくでしょう。これは災害時の備えとなる備蓄物資に関してもそうなのですが、渡す・渡さないの問題ではなく、持っていることそれ自体がアウトなのです。すべては準備不足で無責任な行政が原因です。あなたが悪いわけではありません。しかし、全責任はあなたが背負うことになります。それが行政の目的なのです。あなたは将来、行政からスケープゴートや生贄(いけにえ)として使われることが予定されているのです。行政の不備が悪いのに、どこどこの誰々が井戸を使わせないのが悪いと責任転嫁されて自宅に火をつけられることになるのがあなたです。そういえば行政の得意技はデマの流布でしたよね。まさしくそうなっているではないですか。最悪の場合は強盗団に入られますよ。井戸を使うふりをして堂々と下見ができますからね。めったに来ない大地震と違って、嫌がらせはかなりの高確率で発生することになるでしょう。しかし、行政は責任を取りません。行政の準備不足の責任をあなたに押し付けようとしているのが行政です。それが嫌なら井戸はつぶすしかありません。特に最悪なのが災害時協力井戸制度です。災害時に何が起きるかが分かっている行政関係者は自分の自宅をけして公開しません。それこそがあなたを改心させる何よりの答えになると思います。
耳栓、アイマスク
耳栓やアイマスクをすると犯罪者の接近に気がつきにくくなります。健常者よりも障害者のほうが不利なこと、だからこそ障害者には配慮が必要になることは災害時でも変わりません。耳栓やアイマスクの使用は聴力と視力を自ら失うことにより、私を襲ってください、生活物資を盗んでくださいと周囲にアピールしているも同然の行為です。大変危険です。
使い捨てカイロ
もはや日常生活で誰が何のために使っているかがよく分かりません。あんなに小さくて、そんなに温かくなるわけでもなくて、しかも大して長持ちしない商品です。資源の無駄遣いだと思います。寒いなら服を着るべきだと思います。フード付きの服を着てください(視野が狭くなるという欠点はありますが)。
アルミブランケット
寒さ対策なら効果は薄いです。使ってみても特に暖かさを感じません。寒いなら毛布を使ったほうが良いです。そのため、自宅避難の際には不要です(自宅にはたぶん毛布があるでしょうから)。
寝袋、寝袋型のアルミブランケット
寝袋でミノムシ状態のときに襲われると対処が困難になります。大変危険です。子供が簡単に誘拐されます。
塩・砂糖・はちみつなど
戦争中に行われる配給制度、国家崩壊や地球滅亡に備えるというなら話は別ですが、自然災害に備えるにしては視点が長期的すぎると思います(自宅に塩、砂糖はすでにあると思うため、あらためて大量購入する必要はないという意味で。災害の影響が長期間続いて塩・砂糖・はちみつが何十年も入手不可能になったりはしません)。なお、配給とは主に配給切符の配布のことであり、現物が支給されるわけではありません。現物はお金を出して購入しなければなりません。現物が支給されるのは上級国民だけです。一般国民のあなたには現物は支給されません。それどころか「まず自助」が国民としての正しい姿なのに「共助を優先しようとしている非国民の避難所」に現物を取り上げられてしまう可能性さえあります。たとえば戦時中はペットも供出させられました。
関連リンク:戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946(NHKスペシャル。YouTube)
絆創膏(ばんそうこう)
実は使い道がありません。使い道はないものの、薄くて小さいため特にじゃまになることもなく、私はカバンの中に絆創膏を10年以上入れっぱなしにしています。これは絆創膏の使い道が10年以上なかったということです。外を歩いていてケガをすることがないためです。もし絆創膏が必要になるようなケガをしても、それは絆創膏で治療が間に合うにすぎない、大したことがないケガをしたにすぎません。大したことがないケガは絆創膏がなくても放っておけばそのうち自然に治ってしまいます。もし治りが遅いと思うならそれはたぶん老化が原因です。絆創膏がないためではありません。
ラジオ
ラジオで何の情報をどうやって得て何をしようとしているかが私には分かりません。普段からラジオを聞く習慣がないなら、どんなときにどんな情報がどういうふうに流れているかがたぶん分からないと思います。私はテレビだったら緊急地震速報が流れることやNHKがニュース番組を流していることを知っていますが、ラジオの場合はどうなのかが私には分かりません。私はラジオといえば野球中継のイメージしかありません。そんなラジオで一体どんな情報をどうやって得て、あなたが何をしようとしているかが私には分からないのです。ラジオになじみがない方はポータブルテレビのほうが良いのではないかと思います。ポータブルテレビにはラジオ機能が付いているものが多いですし、キッチンやお風呂で使用することも考えられているため防水機能が付いているものもあります。あなたは災害時に「ラジオが聞けるポータブルテレビ」を持っていたらテレビを見ずにラジオを聞きますか? ラジオなどしょせんそんなものです。これがポータブルテレビです(↓)。
ポータブルテレビの売れ筋ランキング(ベスト100)はこちらです。
自民党政府
国民生活を悪化させる自民党政府は災害時に限らず常に不要です。自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、参政党、日本保守党には絶対に票を入れないようにしましょう。他の政党の方に投票しましょう。
その他の必要な防災グッズ
虫歯などの病気の治療
被災後は治療できなくなるかもしれません。被災前に治療しておくべきです。
家の掃除、整理整頓、ごみ捨て
高いところに物を置かない、テーブルの上に余計な物を置きっぱなしにしない、家具の固定、自分が行なっている家具固定が意味のない家具固定であることに早く気がつくなどの工夫が必要です。意味のない家具固定の例:天井が柔らかくて手で叩けばぐわんぐわん揺れるほどなのに、タンスと天井の間に突っ張り棒を立てて何か対策をした気になること。
災害時に最も必要な防災グッズ
災害時に最も必要な防災グッズはお金です。お金があれば被災地以外の場所に引っ越すことができます。そのため、お金があれば、災害発生直後に必要なものを除き、ありとあらゆる防災グッズが不要になります。もし被災地にとどまるとしても「その長期保存水1本くれませんか? 10万円払いますから」「そのえいようかん1箱くれませんか? 10万円払いますから」「私を総理大臣にしてくれませんか? 10万円払いますから」と言えばみんな「はいよろこんで」(2024年ユーキャン新語・流行語大賞のノミネート語30に選出)と答えてくれると思います。お金の力は最強です。お金を渡さずに「困ったときはお互い様」などと、ふざけたことを言うから問題になるのであって、相場の500倍くらいのお金や貴金属を相手に渡すなら何の問題もありません。むしろ感謝されます。また来てくださいと言われます。防災グッズなどの、あってもなくてもどうでも良い馬鹿みたいな商品を購入するお金があるなら災害に備えてそのお金は現金で手元に保管しておきましょう(そもそも災害の備えなど不要なのです。宝くじと防災対策は愚者の税金です)。現金は最強の防災グッズです。相場の500倍くらいの現金や貴金属を渡せば周囲の人たちが全力であなたを支援してくれますよ。国政・地方選挙時の買収のように法に触れることではないため堂々とお金を渡してください。官房機密費(税金)で世論操作や与党議員の選挙応援をしている自民党政府のようにお金の暴力を行使して災害を乗り切り、うまい汁を吸いましょう。