【土地家屋調査士試験】
記述式の過去問題集や答案用紙は何を使う?

メインで使う記述式の過去問題集は?

私は東京法経学院の「書式過去問マスターⅠ・Ⅱ」(第二版)を使いました。市販の過去問題集の中で収録年数が一番多いのはこれだったためです。「第二版」の時点で平成元年以降の26年分と昭和の重要問題が収録されていました。Ⅰ・Ⅱ合わせて20/72問が昭和でした。現在は新しいほうの過去問を新たに追加した「第三版」が発売されています。

記述式の過去問題集一覧

分野別の過去問題集(1種類)

一番お勧め。平成元年~平成29年度の29年分+昭和の重要問題を分野別に収録。Ⅰが土地編で36問、Ⅱが建物・区分建物編で42問の合計78問が収録されています。B5判。


年度別の過去問題集(2種類)

  • 日建学院 土地家屋調査士 記述式過去問

    この過去問題集は毎年新しいものが出版されており、直近8年分の過去問を収録しています。B5判。日建学院の択一式過去問題集は「分野別」で「A5判」(要はこの本よりも小さめ)でした。

記述式の年度別の過去問題集がどうして年度別の過去問題集として販売されているのかというと、分野別にするほどの量を収録していないからだと思います。収録問題数が多いからこそ分野別にすることに意味が出てくるのだと思います。これが択一式ならむしろ逆で、収録問題数が多ければ多いほど分野別にするのが難しくなります。


その他の過去問題集

  • 土地家屋調査士 受験100講Ⅲ 書式編(改訂3版)

    巻末に平成21年(2009年)度~平成23年(2011年)度の3年分の過去問とその解説が収録されています。B5判。受験の基本書式パターンを完全網羅した分野別の問題50問と基礎練習問題13問も付いており、問題集としての購入がおすすめです。


  • B5判……18.2cm×25.7cm(週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンくらいの大きさ)
  • A5判……14.8cm×21.0cm(コロコロコミックくらいの大きさ)

    すべてB5判のため区別する必要がない。

記述式の過去問題集は違う会社のものを2つ用意することをお勧めします。問題は一緒でも解説が違ったり、ごくまれに解答まで違っていることがあるためです。片方を読んで意味が分からなくても、もう片方を読めば意味が分かることがあるかもしれませんし、両方の記述を読み比べて、つじつまを合わせることで正解が見えてくることもあると思います。独学だと疑問はすべて自分で解決しなければならないため、検索先のテキストは多いに越したことはありません。

補充用の過去問題集(全3種類)

土地家屋調査士試験の市販の過去問題集は、日建学院のものを除いては新しいほうの過去問を付け加えたものが毎年は出版されていないため、購入する版によっては新しいほうの過去問が収録されていないことがあり、その分は1年分の過去問題集や月刊誌「不動産法律セミナー」12月号(試験問題とその解説が掲載される号。2017年までは12月号ではなく10月号で試験問題及びその解説を掲載していました)等で補う必要があります。

補充用の過去問題集(全3種類)
  • 平成〇年度 土地家屋調査士 本試験問題と詳細解説(東京法経学院)

    1年分の過去問題集です。午前の部の問題と解説も収録されています。記述式の答案用紙も掲載されています。B5判。平成27年(2015年)度までは午後の部の問題だけを収録していましたが、平成28年(2016年)度以降は午前の部の問題も収録するようになりました。当時平成28年度版の書籍の中でそのことを自画自賛していたことが強く印象に残っています。



  • 月刊誌「不動産法律セミナー」(12月号。試験問題とその解説が掲載される号)

    月刊誌です。12月号にその年の試験問題とその解説が掲載されます。午前の部の問題と解説も収録されています。月刊誌は試験問題以外の情報も満載なので過去問の補充には月刊誌を選んだほうが得した気分になれます。なお、この月刊誌は定期購読すると、その期間中、約4年分のバックナンバー(デジタル版)が読み放題となる特典があります。B5判。


  • B5判……18.2cm×25.7cm(週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンくらいの大きさ)
  • A5判……14.8cm×21.0cm(コロコロコミックくらいの大きさ)

    すべてB5判のため区別する必要がない。

記述式の答案用紙は?

私は登記申請書はノートに書いて練習しました。

作図は日本法令の「建物図面・各階平面図」を答案用紙にしました。日本法令の「建物図面・各階平面図」は書店や文具店で売られています。土地の図面もこれに書いて練習しました。

たぶん日本法令の「建物図面・各階平面図」の近くには同社の「地積測量図」も置いてあると思いますが、使うのはどちらでも構いません。建物なら「家屋番号」、土地なら「地番」と印刷されている文字に違いがあるだけなのでどちらを選んでも同じように使えます。

土地家屋調査士 書式練習用紙 A3判

ただし、日本法令の「建物図面・各階平面図」(たぶん同社の「地積測量図」も)は本試験の答案用紙よりも解答に使える範囲が広いです。そのため実はこれを使って勉強をするのはかなりまずいです。本試験でいつもの調子で問題を解いていると、図面や床面積の計算が答案用紙に入りきらなくて困惑することになり危険です。枠線の太さも違います。本試験の答案用紙のほうが枠線が太いです。

私は受験1回目のときに何となく本試験の答案用紙に狭さを感じ、その後、平成26年度の土地の過去問を解いたときに、過去問題集の解答例では概略表示されている2つの基本三角点のうち1つは日本法令の「建物図面・各階平面図」を答案用紙にするなら概略表示をしなくても書ききれてしまうことに気がつき、日本法令の「建物図面・各階平面図」は本試験の答案用紙よりも解答に使える範囲が広いのではないかと思うようになりました。答案用紙はたぶん本試験と同じサイズの「土地家屋調査士 書式練習用紙 A3判」を使ったほうが良いと思います。