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【法務省は部落差別をしている?】
令和最新版【土地家屋調査士試験】の概要
【部落民は暴力団に入るしかない社会を法務省が作った】
試験概要
土地家屋調査士試験の内容は筆記試験と口述試験です。ただし、口述試験を受けられるのは筆記試験の合格者のみです。筆記試験は午前の部、午後の部の2つに分かれ、1日がかりでその両方を受けます。筆記試験の出題形式および配点比率は、午前の部が択一式60%、記述式40%、午後の部が択一式50%、記述式50%です。口述試験があること、また、筆記試験は記述式(座標値の計算、穴埋め又は短文記述、登記申請書の作成、作図など)の配点が高いことが他の手軽な法律関係の資格試験(社会保険労務士試験、行政書士試験、宅地建物取引士試験など)と比較したときの特徴です。手間がかかる試験の割には受験手数料が安いためおすすめの試験となっています(2026年現在の受験手数料は、土地家屋調査士8,300円、社労士15,000円、行政書士10,400円、宅建士8,200円。関連リンク:国家試験は試験内容の割には受験手数料が安い)。
とはいえ、難関資格試験の受験生は、受験手数料よりもはるかに高額な予備校講座を利用していることが多く、仮に予備校講座を利用しないにしても高額な参考書が何十冊も必要になるため、収奪具合をトータルで見れば話は変わってくると思います。お金がかかるという意味では法科大学院制度や税理士のダブルマスター制度もそうです。
| 測量士補試験の日程 | |
|---|---|
| 12月・第3水曜日~ | 測量士補試験の願書を配布 |
| 01月・第1月曜日~ | 測量士補試験の願書を提出 |
| 05月・第3日曜日 | 測量士補試験の実施日 |
| 06月・第4木曜日 | 測量士補試験の合格発表日 |
| 土地家屋調査士試験の日程 | |
| 07月初旬~ | 受験申請書を配布 |
| 07月末頃~ | 受験申請書を提出 |
| 10月・第3日曜日 | 筆記試験(午前の部、午後の部) |
| 11月・第3金曜日 | 択一式の合格基準点を発表 (同日、法務省が筆記試験の問題を一般公開) |
| 01月・第1水曜日 | 筆記試験の合格者を発表 (同日、記述式の合格基準点を発表) (同日、答案用紙の開示請求が可能になる) |
| 01月・第4木曜日 | 口述試験(木曜日に実施) |
| 02月・第2金曜日 | 最終合格者発表 |
詳しくは測量士・測量士補試験及び登録 | 国土地理院や法務省:土地家屋調査士試験の受験案内を参照のこと。土地家屋調査士試験の筆記試験の受験会場は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、高松、広島、福岡、那覇の9か所です。口述試験は那覇の受験会場がなくなり8会場になります。
土地家屋調査士試験の合格率は令和元年(2019年)度以降9~11%くらいですが(リンク先ウィキペディア)、土地家屋調査士試験は、合格率6~9%程度の「午前の部」の試験に合格した方たちの中で、さらに合格率9~11%程度の「午後の部」の試験に合格した方たちが、合格率9割以上の「口述試験」を受けて最終合格に至るという三段構えの試験であり、他の一般的な合格率9~11%の試験とは別物であることに留意する必要があります。
試験日程は年により多少ずれる
上掲した試験日程は年により多少ずれます。令和元年(2019年)度~令和7年(2025年)度試験のずれ方は次の通りです。
| R元(2019) | R2(2020) | R3~6(2021~2024) | R7(2025) | ||
|---|---|---|---|---|---|
| 受験申請書を配布 | 7月初旬~ | ||||
| 受験申請書を提出 | 7月末頃~ | ||||
| 筆記試験日 | 10月・第3日曜日 | ||||
| 択一式基準点発表 | 11月・第3木曜日 | 11月・第4金曜日 | 11月・第3金曜日 | ||
| 筆記試験合格発表 | 1月・第2水曜日 | 1月・第1水曜日 | 1月・第2水曜日 | 1月・第1水曜日 | |
| 口述試験日 | 1月・第4木曜日 | 1月・第3木曜日 | 1月・第4木曜日 | ||
| 最終合格者発表 | 2月・第2金曜日 | 2月・第3金曜日 | 2月・第2金曜日 | ||
以上のように多少ずれています。曜日が変わることもあります。
測量士補・土地家屋調査士試験の歴史(一部抜粋)
土地家屋調査士の起源は、明治時代に税務署に属していた「土地調査員」だという。
- 1950年(昭和25年)、第1回測量士補試験が行われる。
- 1951年(昭和26年)、第1回土地家屋調査士試験が行われる。
- 1978年(昭和53年)、第1回司法書士試験が行われる(遅くて意外だったため掲載)。
時は流れ、
- 2015年(平成27年)
『新版書式過去問マスターⅠ〈土地編〉【第二版】』『新版書式過去問マスターⅡ〈建物・区分建物編〉【第二版】』(いずれも平成27年3月19日第二版発行)。私はこの2冊の書籍により10年以上もの間、平成26年8月付近に閉じ込められる(令和になっても「平成26年7月25日一部地目変更」「平成26年8月10日新築」などと書かされる)。
- 2016年(平成28年)
会社法人等番号が出題内容に加わる。
- 2018年(平成30年)
土地家屋調査士試験の実施時期を8月から10月に変更(持ち込める鉛筆を「HBのみ」から「B又はHB」に変更。問題用紙に三角関数真数表が掲載されなくなる。封筒を一度開封し、再度封かんした成績通知書を送付)。
- 2019年(令和元年)
試験前の注意事項の説明時に「記述式答案用紙の受験地・受験番号・氏名もペンで書け」と初めて言う。
- 2020年(令和2年)
測量士補試験の実施延期(11月22日実施)。土地家屋調査士試験の試験前の注意事項の説明時に「合格者が試験を受けると懲戒発言」が初めて出る。
- 2020年(令和2年)10月28日
あと5回で終了予言が行われる。8月~年度末に日建択一式8年分過去問は見開き構成さんが出現。
- 2021年(令和3年)
測量士補試験を9月12日に実施。
- 2022年(令和4年)
包丁等の置き配が始まる。建物図面に記載する距離が「小数点以下第1位まで」になる。
- 2023年(令和5年)
土地家屋調査士試験の受験申請書に貼る写真のサイズ・撮影時期を「5cm×5cm」「申請前3か月以内に撮影したもの」から「縦4.5cm、横3.5cm(パスポートサイズ)」「申請前6か月以内に撮影したもの」に変更(2021.05.28 | 写真サイズの統一 | 衆議院議員 河野太郎公式サイト)。図面記載に使うボールペンは「ボール径0.5mm以下」、万年筆は「細字(F)以下」の制限が設けられる。
- 2025年(令和7年)、あと5回で終了予言によると、何事かが今年で終了。
なお、河野太郎さんのブログのタイトル「ごまめの歯ぎしり」ということわざの意味は「力のない者がいくら悔しがっても無駄である」です。
受験申請書に関する注意点
受験申請書の受付期間は12日間
土地家屋調査士試験は受験申請書の受付期間がとても短いです。7月の最後の月曜日~8月の最初の金曜日までの12日間しかありません。
受験申請書を法務局に持参する場合の注意点
受験申請書を法務局(地方法務局を除く。以下同じ)に持参する場合は、その法務局の中で受験票に受験番号のハンコを押されて、そのまま受験票が直接受験生に返却されます。そのため、受験申請書を法務局に持参する場合は、受験票の裏面に郵便切手を貼ったり、郵便番号や住所・氏名を記入したりする必要がありません。受験票は法務局で受験生に返却されるため郵送されません。もし受験申請書を法務局ではなく地方法務局に持参する場合は、受験票の裏面に郵便番号や住所・氏名を記入の上、郵便切手の貼り付けが必要です。
受験申請書を郵送する場合の注意点
受験申請書を法務局または那覇地方法務局に郵送する場合は、書留郵便で送付することとされています。書留は「かきとめ」と読みます。「かきどめ」ではありません(濁点が付きません)。
本籍地を書く欄がある
土地家屋調査士試験は受験申請書に本籍地を書く欄があります。他の手軽な法律関係の資格試験(社会保険労務士試験、行政書士試験、宅地建物取引士試験)にはこのような欄がなく、これは珍しいことだと思います。どこが自分の本籍地かを調べておく必要があります。
受験番号は5001番から始まる
土地家屋調査士試験を午前の部から受験する方の受験番号は、受験会場ごとに0001番から始まります。土地家屋調査士試験を午後の部から受験する方の受験番号は、受験会場ごとに5001番から始まります。口述試験の受験番号は受験会場ごとに東京1001番、(大阪2001番、名古屋3001番)、広島4001番、福岡5001番、(那覇6001番、仙台7001番)、札幌8001番、(高松9001番)から始まります(たぶん)。午前の部の出願者数が5000人を超えた場合に受験番号がどうなるかは不明です。誰か1つの受験会場に5000人以上の志願者を集めて試してみてほしいです。
筆記試験(午前の部)
免除について
午前の部は「測量士、測量士補、一級建築士、二級建築士」のうち、どれか1つ以上の資格を持っていると申請により免除されます。この中では測量士補が一番簡単かつ午前の部よりも易しいため、午前の部は測量士補試験に合格して免除を受けることが一般的です。
午前の部に関しては土地家屋調査士試験の対策講座を設けている予備校各社も測量士補試験に合格して免除を受けることを勧めており、書店に行ってもそれ専用のテキストや過去問は販売されていません。どうしても勉強したいなら午前の部に関する書籍を通販で用意するしかありません。
土地家屋調査士試験の受験生が取得済みの資格
「日本土地家屋調査士会連合会」が実施した平成26年(2014年)度 土地家屋調査士試験の受験者向けアンケート調査によると回答数192名中128名(66.66%)は測量士補の資格を持っていたそうです。
| 取得者数/回答者数 | 割合 | |
|---|---|---|
| 測量士 | 49/192 | 25.52% |
| 測量士補 | 128/192 | 66.66% |
| 一級建築士 | 8/192 | 4.16% |
| 二級建築士 | 10/192 | 5.20% |
| 司法書士 | 9/192 | 4.68% |
| 行政書士 | 19/192 | 9.89% |
| 不動産鑑定士 | 0/192 | 0% |
| 宅地建物取引主任者 | 63/192 | 32.81% |
| その他 | 26/192 | 13.54% |
| なし | 0/192 | 0% |
| 未回答 | 3/192 | 1.56% |
午前の部の受験者数は平成28年(2016年)度~平成30年(2018年)度は毎年130~150人程度いました。土地家屋調査士試験全体の受験者数は例年4,500人程度のため、土地家屋調査士試験の午前の部を受験している方はとても少ないです(130~150人/4,500人=3%程度です)。
筆記試験(午後の部)
試験概要
択一式50点、記述式50点の合計100点満点です。
択一式は全20問出題されます。民法3問、不動産登記法16問、土地家屋調査士法1問です(いずれも関係法令を含む)。択一式は1問2.5点です。20問×2.5点=50点満点です。
記述式は土地の問題と建物の問題が各1問ずつ出題されます。各問の中に小問が複数あり、内容は①座標値の計算、②穴埋め又は短文記述、③登記申請書の作成、④作図の4つです。おおむね土地は小問4個、建物は座標値の計算がないため小問3個です。小問の数は増加傾向にあり、2022・23・24年(R4・5・6年)度試験では穴埋め又は短文記述の問題が各1問ずつ増え、土地は小問5個、建物は小問4個が出題されています。2025年(R7年)度試験では土地は座標値の計算が1問増えて小問5個、建物は登記申請書の作成が1問増えて小問4個が出題されています。
具体的には次のような流れになります。以下の表は、穴埋め又は短文記述が各2問ずつ出題された場合の例です。試験時間は2時間30分(150分)です。非常にタイトな試験です。制限時間内にすべての問題を解き切ることが困難です。
- 択一式(?分)
- 土地・10ページ弱の問題文を読む(?分)
- 土地・穴埋め又は短文記述(?分)
- 土地・座標値の計算(?分)
- 土地・地積の計算(?分)
- 土地・登記申請書の作成(?分)
- 土地・地積測量図の作成(?分)
- 土地・辺長の計算(?分)
- 土地・穴埋め又は短文記述(2問目)(?分)
- 建物・10ページ弱の問題文を読む(?分)
- 建物・穴埋め又は短文記述(?分)
- 建物・登記申請書の作成(?分)
- 建物・各階平面図の作成(?分)
- 建物・床面積の計算(?分)
- 建物・建物図面の作成(?分)
- 建物・穴埋め又は短文記述(2問目)(?分)
- 見直し(?分)
択一式
問題文を半分しか読まずに9割以上取れという試験です。
他の法律関係の資格試験、たとえば社労士試験や宅建士試験と同じような感覚で問題を解いていると、土地家屋調査士試験の択一式はそれを全部解くのに1時間弱はかかりますが、土地家屋調査士試験は後に控える記述式の問題を解くためにもさらに膨大な時間がかかるため、択一式の問題は20分くらいで全問解くのが理想です(理想です。実際のところは違います。40分くらいかかります)。
もしあなたが社労士試験の合格者なら、社労士試験の択一式の出題数(70問)が制限時間はそのままで約240問になったのと同じくらいのスピードで問題を解かないといけないと考えてください(※)。※ 仮に社労士試験の択一式(制限時間3時間30分)の問題を全部解くのに3時間かかるとするなら3時間:70問=3時間30分:X、X=81.666問。この81.666問を約3分の1の時間で解く必要がある(土地家屋調査士試験の択一式は普通に解いていたら1時間弱(60分弱)かかる試験問題を20分という約3分の1の時間で解く必要がある)ため、この問題数を3倍にすると約240問になります。
試験時間が足りないため、組み合わせ問題が多いことを利用して、各問につき肢を2、3個しか読まずに解答するという方もいるくらいです。しかし、このような危なげな解き方をする一方で、択一式よりも記述式のほうが高得点は難しいため、合格に必要な択一式の得点率はかなり高く、記述式が合格最低点でも合格できる「得点率9割以上」が択一式の合格安全圏とされています。例年、択一式で8割~満点を取った受験生の約半分~4分の3は記述式のほうで点が取れなくて試験に落ちています。択一式で9割以上の得点を確保した上で、記述式のほうでもしっかり得点しないと合格はできません。
択一式は、仮に約30年分の分厚い過去問題集を本試験に持ち込んで時間無制限で問題を解いたとしても得点率は6、7割くらいがやっとなので、9割取るためには別途、ほかの物での補強が必要です。加えて短時間で問題を解けるかどうか、それ以前に過去問や六法等の内容を試験に持ち込めているのと同じくらいの精度で身につけられているかどうかですね。
1肢にかけられる秒数
択一式の肢を全部読んで解答する場合、1肢に何秒かけられるかを計算してみました。
| 試験時間 | 問題数 | 1肢の 秒数 | 合格得点率 | |
|---|---|---|---|---|
| 土地家屋調査士 | 20分 | 20問(100肢) | 12秒 | 9割前後(例年) |
| 1時間 | 36秒 | |||
| 宅地建物取引士 | 2時間 | 50問(200肢) | 36秒 | 74.0%(H30) 70.0%(H29) 70.0%(H28) |
| 社会保険労務士 | 3時間30分 | 70問(350肢) | 36秒 | 64.2%(H30) 64.2%(H29) 60.0%(H28) |
なお「20分」の1個下の1時間の行はおまけです。宅建士試験や社労士試験と同じく1肢36秒なら1時間が目安だよねっていう。しかし、実際のところ、宅建士試験も社労士試験も1肢解くのに36秒も時間はかからず、普通に問題を解いていれば試験問題を全部解き終わってもまだ30分くらいは試験時間が余りますので、普通に問題を解いていたら本当に1時間弱かかる土地家屋調査士試験の択一式は、1肢36秒では時間が足りないのですが。
記述式
土地と建物の各問につき、10ページ弱の問題文を読み、穴埋め又は短文記述の問題に解答し、登記申請書とそれに添付する図面を作成します。土地の図面には位置が未判明の頂点が複数あるため、主に数学Ⅰの三角関数、数学Ⅱの直線の方程式や内分点の計算、数学Ⅲの複素数平面などを使って、その頂点のX・Y座標を求めます。試験には電卓を持ち込むことができます。関数電卓の複素数モードを使います。なお、記述式はすべて黒インクのペンで解答します。時間がないため下書きはできません。とりわけ図面に関しては、鉛筆書きの線の上をボールペンでなぞるとインクが乗りにくいため、下書きには向いていないと思います。
記述式はあらかじめ答えを知っていたり、答案用紙の横に模範解答を置いて、それを書き写したりしているのと同じくらいの実力がないと、最後まで解き切り、かつ確実に高得点を取ることが困難です。解答速報のために受験生と同じように制限時間やプレッシャーがある中で試験問題を解けば予備校の講師ですら登記申請書がまともに書けないことがあるくらいです。あの映像で一気に親近感が湧いて利用者が大幅に増えて、大躍進間違いなしの予備校ですね。解答が少々不確かでも、誰でも見ることができるYouTubeで早く情報を流してくれるという価値のほうがずっと大きいと思いますので、受験生にとっては大変ありがたいことです。
座標値の計算
例年2、3問出題。よく出る定番の問題以外は何かに気がついたり、何かとっぴなことを思いついたりしないと解けません。しかし、考える時間はないため、問題を見て瞬時に解き方を思いつかなければなりません。座標値の計算問題は、試験時間2時間30分のうちのどこかで解けばよいものではなく、記述式の土地の問題文を読み終わり、ここからは問題構成により多少前後しますが、もし穴埋め問題が2問出題の構成なら土地の1問目の穴埋め問題を解き終わり、土地の座標値の計算問題に取り組み始めた後の1、2分間で解き方を思いつかなければ、もう先に進まないと他の部分で点を稼ぐためにその後の問題を解く時間が足りなくなるため、解く時間だけではなく解くタイミングも制限されています。座標値の計算ができないと以下で紹介する登記申請書や図面を完成させることができなくなるため減点が大きいです(R7・2025年度試験は座標値の計算ができないと穴埋めもできなかった)。
穴埋め又は短文記述
文章中に4、5か所くらいの空欄があり、その空欄に当てはまる言葉を記入するのが穴埋めです。穴埋めはたぶん択一式の勉強をしていればおおむね答えられると思います。短文記述は出題された事例をふまえた上で、不動産登記法や民法に関する問題に対して、その結果と理由を答えます。知識を事例に当てはめて、きちんと回答する能力が必要です。助け舟のない口述試験のようなものだと思います。知識があやふやな方にとっては択一式で出題されれば分かるけれど文章では書けないという、読めるけれど書けない漢字のような難しさがあります。
登記申請書の作成
出題された事例をふまえた上で登記申請書を作成します。登記申請書は記述式の勉強の中では書けるようになるまでに一番時間がかかるところだと思います。しかし、時間をかけて登記申請書を書けるようになっても試験問題が解けるとは限りません。試験問題を解くためには、問題文をよく読んで何の登記を(またはどんな登記を)行うべきかを判断する能力が必要です。択一式で尋ねられれば絶対に間違えないようなことでも、いざ、実際に事例をふまえた登記申請書を書くとなると、うっかり分筆する土地を間違えたりします。また、土地家屋調査士試験の午後の部の記述式の問題文や試験監督員の言葉にはあやふやな部分がよくあり、問題への解答や試験監督員の指示に従うことが困難なケースがあります。例:試験後に「答案用紙は通路側に置いてください」と言われるが、机の左右はどちらも通路であり、左右のどちらに答案用紙を置けば良いかが分からない。当時コロナ禍で座席は次の画像のようになっていました。各人が各人にとっての通路側に答案用紙を置くと手が届かなくて回収が難しくなる答案用紙がとびとびに出てきます。

作図
土地は①地積測量図、建物は②各階平面図(1階、2階、附属建物の3つくらい)、③建物図面の合計3種類の図面を作ります。土地はまれに追加で④土地所在図を付け足すことがあります(そのため、この場合は4種類)。三角定規を使って、目には見えない0.1ミリ単位を気にしながら4、5個くらいの図面を引き(市販の三角定規は1ミリ単位の目盛りしか入っていないため、0.1ミリ単位の数字については感覚で書き分ける必要があります)、辺長や地積、床面積の計算をします。関数電卓の複素数モードを使います。作図は三角定規で線を引けば良いだけなので、たぶん土地家屋調査士試験の中では一番簡単なところだと思います。ただし、作図ができるかどうかと、解答として正しい図面を書けるかどうかは別問題です。なぜなら土地の図面は座標値の計算ができないと書けない箇所がありますし、建物の図面が正しいかどうかは作図の技術だけではなく、問題文を読んで建物の壁厚が何センチになるかを判断する能力も必要になるためです。
答案用紙の開示請求
記述式の模範解答や配点、採点基準等は公開されておらず不明です。採点結果は0.5点刻みで出ます。試験後に自分の答案用紙を法務省に開示請求し、受験生の答案用紙を集めている大手予備校にその開示請求した答案用紙を送付することで、記述式の採点基準の分析結果(PDFファイル)を受け取ることができますので、そちらをご活用ください。
口述試験
試験範囲は不動産登記法と土地家屋調査士法です(どちらも関係法令を含む)。たとえ不合格になったとしても、それが1度目なら翌年度の筆記試験(午前の部、午後の部の両方とも)が免除され、もう一度、口述試験だけを受けることができます。2回連続で口述試験に落ちると、筆記試験の午前の部だけが免除されます。
土地家屋調査士試験に合格する方法
土地家屋調査士試験は宝くじ、サッカーくじで1億円以上の高額当せんを出した人よりも合格者数が少なく、さらに月刊誌「不動産法律セミナー」の合格者アンケート調査によると、例年その回答者の9割強~1の位を四捨五入すれば100%になるような割合の方たちが受験指導校を利用しており、もはや独学合格者など存在しないに等しい存在です(土地家屋調査士試験の合格者は例年約400人です。そして平成27年(2015年)は宝くじ、サッカーくじで1億円以上の高額当せんが448口あったそうです。朝刊の開運グッズの紙面広告に載っていた数字です)。
独学合格は難しいとか大変とかいうレベルではなく、そもそも「ほぼいない」のです。たとえばネット中を探しまわっても、独学で土地家屋調査士試験に合格してWEBサイトを作っている方は、平成19年(2007年)度合格の方が1人見つかるくらいです。過去に閉鎖した独学合格者のWEBサイトがなければ彼は「数十年に1人レベルの逸材」です(独学で試験に合格したことがすごいのはもちろん、長年の間、独学で勉強を始めようとしている方々の窓口になってきたという実績がそういう逸材にさせた何よりの理由ですが。なお、ここでいう数十年とは個人サイトが生まれ始めた1990年代~現在までの、ここ2、30年くらいのことを指して言っているつもりです)。
また、2016年7月のニュースによると「戦後の総理大臣は33人中13人が親戚だった」という情報もあり、自分の親戚の中に宝くじ、サッカーくじで1億円以上を当てた方が10人以上いないなら土地家屋調査士試験の独学合格はあきらめたほうが無難です。そんなことは無理だと思いますか? 無理ではないのですよ。現に総理大臣はそうなっているのですから。あなたのところには回って来ないかもしれませんが、それが現実なのです。しかし、もしあなたが独学をあきらめて予備校講座を利用するなら、将来の合格者がたくさんいる環境に身を置くことができるため、合格の可能性が出てきます。そこからは合格者がどんどん出ていますからね。総理大臣と同じです。
予備校講座を利用するということは、総理大臣の親戚になるということです(これは比喩表現です。本当に総理大臣の親戚になるわけではありません)。出ないところからは出ないのが、総理大臣と土地家屋調査士試験の合格者です。入口を間違えないことが大切です。血統やコネや金品の譲渡があれば皇族や中小企業オーナーや地主や医者や特定郵便局長や大企業の正社員や公務員やナントカ財団法人の理事や世襲政治家になれるのと同じように、講座代金さえ払えば合格者が続出するグループに参加することができるのです。このチャンスを逃してはなりません。