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【法務省は部落差別をしている?】
【土地家屋調査士試験】
択一式の過去問題集は結局何がいるのか
部落民は暴力団に入るしかない社会を法務省が作った】

どんな過去問題集が必要なのか?

択一式の過去問題集は3種類必要です。1つ目は普段の勉強に使う分野別の過去問題集、2つ目は時間配分を考えるときに使う年度別の過去問題集、3つ目はそれらの過去問題集に収録されていない新しいほうの過去問を補うために使う補充用の過去問題集です。

第四の過去問題集(比較用)

以上3つの過去問題集に加えてさらに、普段使いの分野別の過去問題集の中に問題の解答が載っていなかったり、解説の脱字が原因で意味がよく分からない肢があったりしたときの手っ取り早い解決策として「他社の過去問題集の中からそれと同じ問題を探し出してその解説を読んでみたり、抜けていた問題の解答を確認したりする」という方法があるため、そのための比較用の過去問題集も手元にあったほうが良いでしょう。

たとえば「新版 択一過去問マスターⅠ」(第四版)はH24-18の解答が抜けており、「新版 択一過去問マスターⅡ」(第四版)はH14-16-イの解説が不自然な日本語になっており、意味が分かりにくくなっています。同シリーズの記述式の過去問題集(第二版)のほうでも、古いほうの過去問の解答例(土地ならs62-16の求積表のXn1の部分、建物ならs42-4の申請書の地番)に誤字脱字があり、独学だと過去問を古いほうから解いていたら最初の方でくじけやすくなっていたと思います。

独学を選んでいるのにテキストや過去問題集を1シリーズしか用意していないというのは問題です。予備校利用者が少しの本(たとえば某大手予備校講座だと40冊程度)で勉強を進められるのは映像講義を受けたり、学校に質問したりすることができるためです。分からないことはすべて自分で解決しなければならない独学者が、調べ物に使える先を1つしか持っていないというのでは、その1つで問題が解決しない場合には勉強に行き詰ってしまいます。

まさかネット上の素人に質問して、自分の気に入る答えが返ってこなかったら悪態をつくなんてことはありませんよね?

要は択一式の過去問題集の役割は次の4つに分けられます。分野別、年度別、補充用、比較用の4つです。

①分野別の過去問題集

私は分野別の過去問題集は、当時一般の書店でも販売されていた「択一過去問マスターⅠ・Ⅱ」を使いました。市販の分野別の過去問題集の中で収録年数が一番多いのはこれだったためです。

分野別の過去問題集一覧

分野別。平成元年~平成29年度の29年分+昭和の重要問題を収録しています。B5判。昭和の重要問題は私が持っている第四版の時点では17問収録されていました。メインは平成です。その後「択一過去問マスターⅠ・Ⅱ」は第七版から一般の書店では販売されない直販教材となりました。どんどん改訂されて法改正にも対応!令和の問題も収録するようになった新しい過去問マスターはこちらです。↓↓↓


  • 土地家屋調査士 新・合格データベース(第12版)

    一番お勧め。肢別(肢ごとに分野別)。昭和41年度~令和2年度(55年分)の過去問を収録。直販教材(一般の書店では販売されていない教材です。販売元の東京法経学院の公式サイトから購入できます)。B5判。収録年数が一番多い過去問です。過去問重視で勉強する独学者に向いていると思います。6分冊のため、1冊ずつがずっしりと重い「択一過去問マスターⅠ・Ⅱ」と比べると持ち運びしやすいところも利点です。

  • 日建学院 土地家屋調査士 択一式過去問

    分野別。毎年出版。直近8年分の過去問を収録(ただし、直近1年分は本試験形式で収録)。ネット上には「択一式なら独学でも過去問10年分やれば~」という声もあり、この過去問題集は8年分収録ですが、残りの2年分は別途必ず購入しなければならない年度別の過去問題集で補うこともできるため、過去問は10年分で十分と判断する受験生や、東京法経学院の分野別の過去問題集をメインで使う受験生が他社の解説を読むために(要は比較用の過去問題集として)購入するのにおすすめの1冊です。A5判。


「過去問は10年分で十分派」vs「過去問は30年分以上は必用派」の中間の選択肢になる過去問題集(A5判なのでB判のものよりも持ち運びしやすく、通勤・通学中の使用にお勧めです!)

  • 土地家屋調査士 過去問セレクト [午後の部・択一](改訂第5版

    分野別。民法改正に対応。平成16年度~令和1年度(16年分)の過去問の中から厳選。A5判。かつて一般の書店でも販売されていた東京法経学院の「択一過去問マスターⅠ・Ⅱ」の存在により日の目を見なかった過去問題集ですが、その最大のライバル過去問題集が直販教材化した今、書店で本を探す独学者にとって新時代のスタンダードとなりうる可能性を秘めた過去問題集です。

以下、過去の版の過去問セレクト。

収録対象の年数は6年分も減りましたが、第3版(377ページ)と第4版(375ページ)では、たった2ページしか差がありません。古いほうの過去問よりも新しいほうの過去問に重要な問題が多いのかもしれません。「過去問は10年分で十分派」と「過去問は30年分以上は必用派」の中間の選択肢がこの本になります。A5判なのでB判のものよりも持ち運びしやすく、通勤・通学中の使用にもお勧めです。


その他の過去問題集や予想問題集

  • 受験100講 分類別問題集(改訂1版)

    分野別。平成9年度~平成18年度(10年分)の過去問を収録。B5判。古い過去問の解説が欲しい方向けです。ここまで古い過去問の解説は東京法経学院の直販教材を除いては、もうこの本にしか収録されていません。貴重な比較用の過去問題集です。

  • 楽学土地家屋調査士 一問一答(3訂版)

    肢別(肢ごとに分野別)。平成17年度?~平成24年度?(8年分?)の過去問を収録。A5判。この本の始めのほうにある「本書の使い方」というページには8年分の過去問を分析したと書かれているのですが、この本の表紙には「980問!」と書かれています。しかし、980問なら8年分(20問×5肢×8年分=800肢)を超えていますよね。残りの180問は一体何なのでしょうか? 謎です。ぜひ本書を購入してその謎を解き明かしてほしいです。

    ちなみに楽学は択一式の予想問題集「楽学土地家屋調査士 択一式セミナー」(A5判)も出しており、そちらのほうはオリジナル問題が「厳選100問!」となっています。


  • B5判……18.2cm×25.7cm(週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンくらいの大きさ)
  • A5判……14.8cm×21.0cm(コロコロコミックくらいの大きさ)

サイズが小さい本のほうが持ち運びしやすく、公共交通機関の中などでも読みやすいです。日建学院、過去問セレクト、楽学のものが比較的サイズが小さめの本です。

②年度別の過去問題集

上記の過去問題集はどれも問題が分野別に収録されているため、本試験における時間配分を考える際に自分が択一式をどのくらいのスピードで解けるかを知るために、また試験直前などで時間がなく、全試験科目の全分野の過去問を解ききれないときに様々な分野の中から抽出した20問の問題を短期間でバランス良く解くことで効率的に多分野の知識を維持するために別途、年度別の過去問題集が必要です。

年度別の過去問題集

年度別の過去問題集

年度別の過去問題集(品切れ)

次の2冊は販売元の東京法経学院のサイトでは「品切れ」となっており、近所の書店に在庫がなければ、もう入手するのは難しいかもしれません。

  • 調査士 年度別過去問解説集 上(第三版)
    年度別。平成17年度~平成25年度(9年分)の過去問を収録。B5判。記述式の過去問も収録されています。
  • 調査士 年度別過去問解説集 下
    年度別。平成元年度~平成16年度(16年分)の過去問を収録。B5判。記述式の過去問も収録されています。
    • 上巻695ページ÷新しいほうの9年分=77.22ページ
    • 下巻887ページ÷古いほうの16年分=55.43ページ

昔の試験問題はページ数が少なく、過去問通りの問題ばかりで簡単でしたね。もし今、資格の価値の維持を考えるのであれば、現在の試験の水準からは落ちこぼれてしまっている試験が簡単だった時代に合格した人たちの資格を取り消すことが必要だと思います。


  • B5判……18.2cm×25.7cm(週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンくらいの大きさ)
  • A5判……14.8cm×21.0cm(コロコロコミックくらいの大きさ)

    すべてB5判のため区別する必要がない。

③補充用の過去問題集(全3種類)

土地家屋調査士試験の市販の過去問題集は、東京法経学院や日建学院のものを除いては新しいほうの過去問を付け加えたものが毎年は出版されていないため、購入する版によっては新しいほうの過去問が収録されていないこともあり、その分は1年分の過去問題集や月刊誌「不動産法律セミナー」12月号(試験問題とその解説が掲載される号。2017年までは12月号ではなく10月号で試験問題及びその解説を掲載していました)等で補う必要があります。

補充用の過去問題集(全3種類)
  • 平成〇年度 土地家屋調査士 本試験問題と詳細解説(東京法経学院)

    1年分の過去問題集です。午前の部の問題と解説も収録されています。記述式の答案用紙も掲載されています。B5判。平成27年(2015年)度までは午後の部の問題だけを収録していましたが、平成28年(2016年)度以降は午前の部の問題も収録するようになりました。当時平成28年度版の書籍の中でそのことを自画自賛していたことが強く印象に残っています。



  • 月刊誌「不動産法律セミナー」(12月号。試験問題とその解説が掲載される号)

    月刊誌です。12月号にその年の試験問題とその解説が掲載されます。午前の部の問題と解説も収録されています。月刊誌は試験問題以外の情報も満載なので過去問の補充には月刊誌を選んだほうが得した気分になれます。なお、この月刊誌は定期購読すると、その期間中、約4年分のバックナンバー(デジタル版)が読み放題となる特典があります。B5判。


  • B5判……18.2cm×25.7cm(週刊少年ジャンプや週刊少年マガジンくらいの大きさ)
  • A5判……14.8cm×21.0cm(コロコロコミックくらいの大きさ)

    すべてB5判のため区別する必要がない。

補充の手間を省くためには、できるだけ最新の過去問まで収録された過去問題集を購入したほうが良く、そういう意味ではメインで使う分野別の過去問題集は東京法経学院の直販教材がお勧めです。

ところで土地家屋調査士試験の合格者の約5割を輩出している資格予備校やフルカラーテキストの調査士講座のことをご存じでしょうか? 当サイトおすすめの土地家屋調査士試験、測量士補試験の予備校講座はこちらです。リンク先で詳細をご確認下さい。


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