本コンテンツはプロモーションが含まれます。

野菜の種の値段のおおまかな分類

野菜の種の値段のおおまかな分類

私の近所のお店にある野菜の種の値段のおおまかな分類
1袋60円(2袋で110円)ダイソー
110円 カネコ種苗(KS100シリーズ)
165円 アタリヤ農園やトーホクの丸オクラなど。
220円 アタリヤ農園トーホクの種の一部、サカタのヘチマなど。
300円前後~400円前後 サカタ品種ごとの説明はこちら)、 タキイ
アタリヤ農園、トーホク、カネコ種苗など。
カボチャの多くはこの価格帯です。
500円前後メロン、多くのトマト、一部のトウモロコシ・スイカなど。

ダイソーの種は「2024年夏販売開始の秋冬用野菜の種」から1袋60円、2袋で110円になりました。ダイソーの種はこれまでは2袋110円で、1袋のみの購入は不可能でしたが「2024年夏販売開始の秋冬用野菜の種」から1袋のみの購入も可能になりました。

私の近所の複数のお店(ホームセンター、スーパーなど)では、60円や110円の種でなければ定価よりも少し安い値段で種が販売されていることが多く、お店によっては少し高めの値段の種でも同じ価格帯の種を2袋買えば500円になるなどのサービスが行われていることもあり、実際にはこの表の値段よりも少し安めの値段で種を購入しています。

野菜の種の値段は、種を売っている会社や種の品種により差があると思います。先に品種のことを書いておくと「固定種よりも交配種のほうが値段が高い」イメージが私にはあります。私の近所のホームセンターで販売されている種は交配種が多いです。固定種は少ないです。

私の近所ではホームセンターなら12月にはもう翌年用のカボチャ、ダイコン、ニンジン等の種袋の販売があり、1月下旬にはトマトやピーマン、ナス、キュウリ、トウモロコシ、オクラ等の種袋もありますが、ダイソーは種の更新が比較的遅めです(2023年以前は私の近所では3月中旬から販売。2024年はダイソーの新しい種が2月中旬ごろにはもう売り場にありました)。新しい種が早く欲しいならホームセンターで買ったほうが良いと思います。というのも、私は春野菜(人参を除く)の種まきを例年2月中旬から始めているためです(ふつうにまいてもうまく育ちません。私はビニルトンネルを使って野菜を育てています。人参は種をまく時期がもっと早いため「除く」としています)。

固定種と交配種の違い

固定種と交配種(F1)の見分け方

たとえばトーホクの種ならたぶん種袋に「トーホク交配」や「トーホク育成」などと記載されていると思います。私が調べた限りでは「~交配」と記載されている種は交配種で、「~育成」と記載されている種は固定種であることが多かったです。

「多かった」と言ってどちらがどちらとも断定していないのは品種が載っていない種袋もあるためです。たとえば「トーホク育成」の商品名「うまいごぼう」がそうです。トーホクの種袋には「郷土の野菜」と書かれているものもあり(例:そうめん南瓜)、これももしかすると固定種(在来種?)なのかもしれませんが、品種が載っていなかったため調べることができず、実際どうなのかは分かりません。

ちなみに大浦ごぼうの種袋には「トーホクのたね」と書かれていました。今のところトーホクの種袋に関しては「トーホク交配」「トーホク育成」「郷土の野菜」「トーホクのたね」という4種類のマークを確認しています。

交配種(F2)の具体例

色が濃いシマあり大玉スイカの苗(F1種から育てた苗?)を買ってきて育てて収穫した実から取った種(たぶんF2種?)を翌年発芽させて育ててみると、シマが薄くて全体的に白っぽいと思うような薄黄緑色の大玉スイカが取れたことがあります。種を採取して育ててみるまでどんな野菜ができるかが分からない楽しみがあるのが交配種(F2)です。

生産地や内容量、有効期限、発芽率等の表示は爪でこすると消える

種袋に書いてある生産地や内容量、有効期限、発芽率等の表示は、爪でこすると消えることがあります。私が過去に購入したダイソーの種袋の多くはそうでしたし、私が購入した種苗会社の種袋もそうなっているものが多かったです。

ただし、消えないものもあります。たとえば私が購入した2021年まきの種袋だとアタリヤ農園のおおもの、サカタのタネの一寸そら豆(お徳用ボリュームパック)がそうでした。

同じ会社の同じ品種の種袋でも年によって消えることと消えないことがあり、たとえばアタリヤ農園の下仁田ねぎは2021年まきの種袋だと消えますが、2022年まきの種袋だと消えませんでした。

値段が高い野菜の種

野菜ごとに値段を見ていくとメロンは種が高いです。匂いだけは完全にメロンのニューメロン(=マクワウリ)は安いです。トマト、カボチャ、トウモロコシ、スイカも高いものは高いですが、ダイソーのトマト(1袋あたり税込55円)やカネコ種苗のカボチャ(税込110円)、アタリヤ農園のトウモロコシやスイカ(税込220円)があるため安いものは安いです。私の近所ではトマトとカボチャは税込220円クラスの種がなく、全体的に値段がやや高めです。

トマトの種は同じ価格帯の商品でも内量量に差があり、もし内容量が多い商品を2年がかりで使うなら実質それが税込220円クラスの種の代わりになると思います。

種の値段が安い会社

会社でいうとダイソー、カネコ種苗の次に安いのが「アタリヤ」と「トーホク」の種です。種苗会社の種は内容量が多いため、同じ品種の種でもダイソーの種よりも種苗会社の種のほうが値段が安いことがあります。たとえばもしA社1mlで55円、B社8mlで220円の場合は、1mlあたりの値段はB社のほうが安いです。「サカタ」と「タキイ」の種は全体的に値段が高めです。

ネットで調べてみると種苗会社はほかにもたくさんあるようですが、私の近所にあるホームセンターで見かけるのはアタリヤ、トーホク、サカタ、タキイ、カネコ種苗の5社くらいです。自分が欲しい種が店頭にない場合や、野菜の種の値段をもっと詳しく知りたい方は通販を利用しましょう。野菜の種売り場はこちらです。時期にもよりますが、1袋1万円を超えている種もあります。