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【土地家屋調査士試験】
地積の求め方
(計算式を書かないほう)

解説に使う計算例

筆界XYXn+1-Xn-1Yn(Xn+1-Xn-1
A5.0020.005.00100.0000
B15.0015.0025.00375.0000
C30.0025.005.00125.0000
D20.0040.00-20.00-800.0000
E10.0035.00-15.00-525.0000
倍面積(2A)725.0000
面積(A)362.5000
地積 362.50m2

「地目」はここでは仮に宅地とします。「地目」は地積に小数点以下2桁までの数字を省略せずに書くかどうかと関係があります。

主に④の列の解説

まず前提として、列は↓↑(上下)、行は←→(左右)の方向のことです。①の列は筆界で、②の列はX座標で、③の列はY座標です。ここまでは誰でも分かりますよね。

さて次に④の列の説明に入ります。④の列はXn+1-Xn-1の結果を書くところです。たとえばBの行だったら④の列は25.00となっていますが、これはCのX座標30.00がXn+1となり、AのX座標5.00がXn-1となって、30.00-5.00をした結果が25.00になるということです。Bの行の④の列に書く数字25.00を求める際に使うXn+1とXn-1は次の画像のような決まり方をしています。要は「下マイナス上」です(↓)。
解説に使う図

BのX座標15.00を基準にして、そこから1つ下に下がったところがXn1で、1つ上に上がったところがXn1です。下がったらマイナスで、上がったほうがプラスになるべきではないかと思うようなところもありますが、ここでいう下がったというのはA→B→C→D→Eと先のほうに進んでいくことであり、また、ここでいう上がったというのはE→D→C→B→Aと元に戻っていくことであり、そういう意味では先に進んでいるためプラス、元に戻っているためマイナスと考えることもできると思います。「下マイナス上」で25です。

Cの行だったら、CのX座標の1つ下の20.00がXn+1になり、1つ上の15.00がXn-1になります。そのため20.00-15.00の「下マイナス上」をして5.00です。Aの行は1つ戻るとEの行に行きます。Eの行は1つ進むとAの行に行きます。なお、④の列のXn+1-Xn-1の答えの数字は、必ず小数第2位まで書きます。たとえ0が続くとしても書きます。たとえば25なら25.00と書きますし、5なら5.00というように必ず小数第2位まで書きます。


私は最初はXn+1、Xn-1の意味が分からなくて、A~Eに1~5の番号を振って、たとえばBだったらX2+1=X3だから、BのXn+1はCのX座標の30.00だという勘違いをしていました。AのXn-1だったらX1-1=X0になったりして意味不明でしたね。

⑤の列や倍面積・面積の解説

⑤の列は、③の列と④の列の数字をかけているだけです。たとえばAの行だったら20.00×5.00=100.0000です。この列の数字は、たとえ0が続くとしても必ず小数第4位まで書きます。倍面積や面積も必ず小数第4位まで書きます。

倍面積は⑤の列の数字を合計した数字です。倍面積は計算結果がマイナスになったとしてもマイナスの記号を付けません。マイナスの記号は書かずに正の数(正の数、負の数の正の数のこと。要はプラスの数のこと)にして書きます。そしてその倍面積を2で割った数が面積になります。

なお、仮に倍面積が725.0001だったとしたら、それを2で割ったときは362.50005になりますが(要は小数第5位の数字が現れますが)、このときは小数第4位までではなく、小数第5位までの数字を書きます。2で割った結果、0以外の数の小数第5位が現れてしまったら、その数も書くのです(なければ書くのは小数第4位までです)。

⑤の列の書き方の例外

書式過去問マスターⅠ(第2版)の平成4年度の解答例は、④の列が別の書き方になっています。こういう書き方をしているのは平成4年度の解答例だけです。この平成4年度の解答例のような書き方をすることで、たぶん計算に使う数字を小さくして計算ミスを防いだり、電卓を押す回数を減らしたりすることができるのだと思います。

なお、書式過去問マスターⅠ(第2版)の昭和62年度の解答例は、④の列のところがXn+1-Xn1になっていますが、これは誤りだと思います。赤字のところにはマイナスの記号を入れるのが正解です(たぶん)。