パンクした自転車を自分で修理する方法

必要なもの(戻る

  • スパナ(何ミリのスパナが必要になるかが分からないため、サイズ違いの複数のスパナがセットになっている「ミニスパナセット」がおすすめです。私は10ミリのスパナを使いました。スパナはサイズ可変のものもありますが、あまり大きいものだと、自転車のバルブ(空気を入れるところ)のナットを外せないと思うので(車輪の中央から放射状に広がっている金属の棒と棒の間にスパナが入らなければナットも外せませんので)、その点、注意してください。スパナはその形状がドラゴンクエストに出てくるモンスター「グラコス」が持っている武器に似ていると思いました)
  • 自転車パンク修理セット(タイヤレバー、ゴムのり、パッチ、サンドペーパー、虫ゴム) or チューブ、タイヤレバー(パンクを修理する(チューブに空いた穴をふさぐ)のではなく、チューブそのものを交換する場合はこちらが必要です。穴をふさぐよりもチューブそのものを交換するほうが難易度は高いです(自転車を一部分解しなければならないため)。なお、どちらにしてもタイヤレバーは必要です。)

ホームセンターに行けば一通りそろうと思います。スパナ、自転車パンク修理セット、チューブで2,000円〜2,500円くらいです(私はチューブ(1000円弱)も買いましたが、タイヤの穴をふさぐのが目的ならチューブは必要ありません。値段はお店や商品にもよると思います)。

修理に必要なものは単品で購入していくよりもセット商品を買ったほうが安いです。私の近所のお店では「タイヤレバー2本入りの自転車パンク修理セット」と「タイヤレバー(3本入り)」が同じくらいの値段だったので……。

もしチューブを交換する場合は、必要になるチューブのサイズが自転車の車輪のサイズによって違いますので、事前に自分の自転車のタイヤの部分に書かれている数字をチェックして、必要なチューブのサイズを特定しておいてください(たとえば私が修理する自転車は「26×13/8」というサイズでした)。

必要なものはほかにもありますが、たぶんパンクの修理は自宅かその近くで行うと思うので、通常、家庭内にあると思われる道具は除外しています(自転車の空気入れや洗面器、水、ぞうきん、サインペン等)。

ちなみに私はスパナ、自転車パンク修理セット、チューブの3つを買いましたが、チューブは使いませんでした。私がチューブを買ったのは、自転車パンク修理セットでチューブの穴をふさげなかったときに、再度ホームセンターに行って戻ってくるのが面倒だったためです(1個1,000円もしないチューブのために、車で往復1時間くらいかけて、近所のホームセンターにチューブを買いに行くことの手間と費用を考えてください)。

自分でパンクを修理した感想

個人的にはかなり大変な作業だったと思います。道具がすべてそろっていることが前提で、所要時間は自転車のボディを拭いたりする時間も含めて2時間くらいです。時間がかかって大変というよりも、予備知識がなくて意外なことが多くて精神的に疲れた感じです(詳しくは後述します)。

もし近所に自転車を修理してくれるところがあるなら、そこに自転車を持って行って、修理してもらったほうが良いと思います。今これを書いているのは2019年ですが、2004年ごろは私の近所の自転車屋では8,000円くらいあればチューブとタイヤを交換してもらえました。もちろんプロですから時間は2時間もかかりません(なにぶん15年前のことなので記憶があいまいですが、少なくとも1時間も時間がかかるようなことはなかったと思います)。

当時は8,000円は高いと思いましたが、自分で道具を買いそろえて自分でパンクの修理をしてみると、今でも8,000円なら自転車屋に任せたほうが安いと感じます(あれから15年もたっているので、今では8,000円では無理かもしれませんが……)。というか近所のホームセンターに行けば新品の自転車が2万円くらいで売られていると思うので、もうそれを買ったほうが良いのでは? 苦労してパンクを修理してまで同じ自転車に乗る必要がありますか?

自分でパンクを修理する利点と欠点

利点

  • パンクを修理するついでに自転車に付いている砂汚れをぞうきんで拭いて自転車のボディの部分をきれいにできる。
  • 自転車のパンク修理に関する知識が身に付く(小学生の子供に自分で修理させておけば後々、役に立つのでは? 子供ならこれから先、まだまだ自転車に乗る機会は多いと思いますから)。

欠点

  • 修理してもらったほうが安い(道具を100円ショップでそろえ、かつ自分の人件費いかんによっては、自分で修理をしたほうが安い人もいるかもしれませんが、普通の人にとってはいたずらに労働生産性を下げる行為にしかならないと思います。プロがいるのですから素人が自分でやるよりも彼らに任せたほうが効率的だし、安心です)。
  • 自分で修理してみたものの、自転車をこいでいるときにタイヤから変な音が出たりすると、本当に直っているかどうかが不安になる。
  • 修理中にいろいろあって気が滅入る(詳しくは後述します)。

修理方法(戻る

パンク修理の前に虫ゴムをチェック

もしかすると自転車はパンクしていないかもしれません。虫ゴム(通常「自転車パンク修理セット」の中に入っている)を新しいものに交換すれば自転車に空気が入り、パンクの修理をする必要はないかもしれません。

パンクの修理方法を解説しているサイト

虫ゴムを交換しても駄目で、自転車がパンクしているようだと思う場合はパンクの修理をしなければなりません。次のようなサイトを参考にしてパンクの修理をしてみてください。

リンク切れでサイトが全滅しているときは「自転車 パンク 修理」等のワードでネット検索すれば、たぶん適当なページが出てくると思います。

意外だったこと(戻る

タイヤの仕組み

自転車のタイヤの中にはチューブが入っており、そのチューブの中に空気を入れて自転車は走ります。チューブとタイヤは別物です。接してはいますが、つながってはおらず、完全に分離させることができます。

バルブとチューブがつながっていること

私は自転車のパンクの修理をする前は、バルブ(自転車の空気を入れる部分)とチューブがつながっていることを知らなかったため(バルブは自転車側の部品だと思っていたため)、チューブにバルブを接着させる作業が大変そうだ、そもそもどうやってゴム(チューブ)と金属(バルブ)を接着させるんだ等の悩みがありました。

チューブにはあらかじめバルブが接着されており(バルブはチューブ側の部品であり)、「チューブの交換」は同時に「バルブの交換」でもあることを自転車の修理中に知りました。

チューブをタイヤから外してもチューブだけをお手玉のように空高く放り投げることはできないこと

チューブを自転車のタイヤの部分から取り出しても、そのチューブだけをお手玉のように空高く放り投げることはできません。なぜならチューブと自転車とを完全に引き離すためには、自転車の車体の部分を分解しなければならないためです。そのため車体を分解しなくても可能なパンクの修理(空いた穴をふさぐ)よりも、車体の分解が必要なチューブそのものの交換のほうが難易度は高いと思います。

パンクした箇所を探すためにはチューブを水につける必要がありますが、自転車とチューブとを完全に引き離すことはできないため、少しづつチューブをたぐり寄せたり、たまに自転車の邪魔な部分に引っかかったりしたチューブを手直ししたりしなければならず、かなり面倒です。

私がパンクを修理したのは冬のことでした。外は寒いので自転車を自宅の中に入れて修理しました。床に新聞紙を敷き、その上に自転車を置いて修理しました。部屋が水びたしになってしまいました。

タイヤとチューブの間には細かいゴミがたくさんあること

タイヤとチューブの間には細かいゴミ(タイヤがけずれてできたような黒いゴムのゴミ)がたくさんあります。ボロボロ出てきます。黒いゴムのゴミがボロボロ出てきて、水でぬれた素手にくっつきます。

パンク個所にサインペンで目印をつけにくいこと

水びたしのチューブにはサインペンの色がつきにくいです。ぞうきんでチューブをよく拭きましょう。


パンクの修理はとても大変です。個人的には自転車屋に任せるか、新しい自転車を買ったほうが良いと思います。苦労してパンクを修理してまで同じ自転車に乗る必要がありますか?

実は私は自転車のパンクの修理をひと月の間に2度行っています。というのも、今回パンクの修理をした後、1週間もしないうちに再度自転車がパンクしたためです。今度は前回直したところとは別の個所がパンクしていました。これはもうチューブの問題ではないのでは?